2023年度日本語・日本文学科卒業研究題目

2023年度日本語・日本文学科卒業研究題目

■日本語・日本文学専修

漆﨑正人(日本語学・古典)

  • 『土佐日記』における表記法について
  • 『平家物語』における擬音語・擬態語について
  • 『枕草子』の「うつくし」について
  • 『日葡辞書』における食物語彙の研究
  • 『天草版伊曾保物語』の漢語表現の研究

揚妻祐樹(日本語学・近現代)

  • 明治期における芸能言語の「連母音の音訛」―二代目松林伯円の講談と三遊亭圓朝の落語を資料として―
  • 明治から現代における女ことばの変遷について~人称代名詞と文末詞からみて~
  • 明治期における歌舞伎と落語を資料とした演劇語の研究
  • 日本の洋食文化の変遷と洋食を表す外来語の変遷との関係について
  • 明治から現代にかけての謝罪表現の変遷とその用法
  • 『解体新書』における体内部位の語彙について―語彙の特徴と後世への影響―
  • 料理雑誌におけるオノマトペの用法・変遷
  • 程度を表現する語の生成過程の研究
  • 明治から現代までの授受表現の変遷―「くださる」類から「いただける」類へ―
  • 坪内逍遥の翻訳語の変遷について

小山清文(平安文学)

  • 黄泉国と殯
  • 『源氏物語』における六条御息所ともののけについて
  • 『源氏物語』における長恨歌引用
  • 『紫式部日記』論
  • 桐壺巻と「長恨歌」『長恨歌伝』
  • 『源氏物語』における玉鬘について
  • 光源氏論
  • 『とりかへばや物語』論
  • 『源氏物語』における長恨歌引用
  • 『枕草子』における中宮定子について

平田英夫(中世文学)

  • 「わたりがは」と「みつせがは」
  • 童子信仰の流布と変遷
  • 『平家物語』における徳大寺実定をめぐって
  • 『平家物語』における平重盛とその周辺
  • 漁村における稲荷信仰の伝播
  • 頼光をとりまく四天王の武者伝説
  • 「化ける」から「変身」へ
  • 『万葉集』における大伴坂上郎女
  • 日本における付喪神の出現と進化
  • 平安時代の髑髏説話について
  • 軍記物語における白拍子
  • 中世の大黒天像
  • 「翁」の芸能をめぐって
  • 『日本霊異記』における貧窮する女性たち
  • 説話における宝物観
  • 中世文学における音楽説話
  • 『源平盛衰記』における源義経像
  • 猿神退治譚における猿神考
  • 「妹の力」考
  • 『太平記』における少弐頼尚像
  • 『万葉集』における「袖」
  • 古典作品における「犬」の描かれ方
  • 藤原義孝の和歌について
  • 楠木正成の怨霊譚

山本綏子(近世文学)

  • 『日本霊異記』における転生説話
  • 『雨月物語』「白峯」研究
  • 『武道伝来記』論
  • 『御伽婢子』研究
  • 『雨月物語』論
  • 西鶴が描く遊女の死
  • 近世怪異譚の後妻打ち研究
  • 「菊花の約」における菊

関谷 博(近現代文学) 

  • 太田紫織論
  • 動物アニメ論
  • メリー・ポピンズと日本
  • 80年代音楽論
  • 「スカイ・クロラ」論
  • 『遠野物語』論
  • 夢野久作論
  • 江戸川乱歩と児童文学
  • 自由と抑圧 ―『図書館戦争』から『1984年』まで―
  • 芥川龍之介論
  • 台湾小説からみる佐藤春夫論
  • 広津和郎論
  • 星新一論
  • 庄野英二論
  • ディズニープリンセス論
  • 〈魔法使い〉論
  • 太宰治論
  • 戦後日本ファンタジー文学論
  • <日常の謎>論―坂木司を中心に―
  • やなせたかし論
  • 佐野洋子論
  • 太宰治論
  • さくらももことその家族
  • 『世界地図の下書き』論―『Sunny』との比較―
  • 『エリザベート』論
  • アイドル文化論
  • 大岡昇平『野火』論
  • 谷崎潤一郎論
  • 夏目漱石論
  • 江戸川乱歩論
  • <在日文学>論
  • 小川洋子論
  • 細田守論
  • 〈ハンセン病文学〉論
  • 鬼と人間
  • 太宰治「女生徒」論
  • 〈桃太郎〉論
  • 金子みすゞ論
  • 「赤い鳥」と鈴木三重吉
  • 谷崎潤一郎論
  • グリム童話と日本人

野澤涼子(近現代文学)

  • 萩原朔太郎「宿命」における散文詩研究
  • 泉鏡花『草迷宮』論
  • 広津柳浪論
  • 近現代以降の同性愛
  • 萩原朔太郎論
  • 夢野久作「瓶詰の地獄」論
  • 永井荷風論
  • 吉屋信子『花物語』論
  • 三島由紀夫「豊饒の海」論

■日本文化専修

菅本康之(現代文学・日本思想史)

  • 恒川光太郎論
  • 『ハウルの動く城』論―原作とジブリ版を比較して―
  • 李良枝論
  • 馬と人間の関わり合いや歴史
  • 「風の谷のナウシカ」論
  • 三島由紀夫と川端康成〜ノーベル文学賞をめぐって

名畑嘉則(漢文学)

  • 中国における異界について
  • 平安貴族日記における夢