本学科の教育目的に基づきディプロマ・ポリシー(以下DPという。)を実現するために、次の通りカリキュラム・ポリシーを定め、教育課程の編成をカリキュラム・マップによって示す。
- (カリキュラムの体系性および順次性)
・1年次に大学共通の教養科目、1・2年次に学科基礎科目、第二外国語科目を通して大学における学修の基盤形成を図る。
・1・2年次に英語力を集中的に身につける基礎科目を開設し、併せて2年次からは実践科目を配置することにより、1年次から4年次を通して英語力の向上を図る。
・1年次から講義形式と演習形式の専門科目を段階性をもって体系的に配置する。
・4年次の卒業研究(論文)を必修とし、学修の総合的成果として位置付ける。
- (教養・外国語教育)
・DP各項目の基盤形成に資するために、1年次に全学的な幅広い教養科目を偏りなく履修することにより広い視野や多角的な視点の獲得を促す。
・英語以外の外国語科目を1・2年次に配し、英語文化以外の言語文化への関心を促す。
- (専門教育)
・「文学・文化」「言語・コミュニケーション」の2専修を設け、それぞれの分野の授業を通して専門性を高める。
・4年間を通して演習形式の科目を段階的に設置し、専門性を高めると同時に、自ら分析的・論理的に探求し、論文を仕上げるプロセスを学ぶ。
・講義科目は1年次から、講読科目は2年次から段階的に配置し、自己の関心や知識の深まりに応じた履修を促し、一連の演習科目を通して培う思考力、批判力、表現力にさらなる広がりと実効性を与える。
- (キャリア教育)
・卒業後を見据え、学科の学びとキャリア形成との関わりを認識するために、1年次からキャリア教育科目を必修とする。
・英語通訳・翻訳技術、プレゼンテーション力を身につける授業や児童英語プログラムなど、キャリアへとつながる科目群を1・2年次から開設する。
- (学修の方法と評価)
・DPの達成に資するべく、講義・演習の別に関わらず能動的学修の要素を取り入れた授業を提供し、完成段階の卒業研究(論文)へと効果的に導く。
・卒業研究(論文)の評価基準を設け、厳正にこれを適用して評価することにより、総合的学修成果の指標とする。