藤女子大学 未来共創フォーラム 2023

 

藤学園は来たる2025年に学園創立100周年を迎えます。大学教育をめぐる昨今の厳しい状況のなか、藤女子大学では、この100周年を見据えて定めた「藤女子大学未来共創ビジョン」の下、教育と研究の質の維持や向上、学生や卒業生の未来に資する大学のあり方の実現に日々努めております。 本学では、この未来共創ビジョンの一翼を担う「未来共創フォーラム」の開催を通じて、本学の教育や研究成果の地域社会への公開のみならず、学生、卒業生、地域の方々への知識の共有や交流の機会を設けています。 新型コロナウイルス感染症拡大による影響により対面での開催が困難な場合には、Zoomによるオンライン開催もありましたが、その際はオンラインの特性を活かして、北海道内だけでなく日本全国、海外からもご参加いただくなど、多様なフォーラムとなっております。 本学の学生や教職員だけでなく、一般市民の方々のご参加を心よりお待ちしております。

藤女子大学 未来共創フォーラム 2023

学長挨拶

2025年の藤学園100周年に向けて、2017年度に始まったこの未来共創フォーラムも今年で7年目となります。

昨年は3回に渡り、対面で開催することができました。11月に開催した第3回では本学内の聖マリア聖堂を使った、例年と異なる企画を実施することができ、たくさんの方にご来場いただきました。皆様のご協力に心より感謝申し上げます。

今年は2つの企画を予定しています。9月に開催する第1回は、札幌円山に豆料理専門店を持つ、Mame Kitchen® Hokkaido代表の谷口まどか氏に「煮豆やあんこだけじゃない!!~もっと自由に!!豆料理教室」を実施していただきます。

第2回は本学花川キャンパスにおける大学祭「藤花祭」に合わせての開催となります。「大学と社会を接続するプロジェクトマネジメント」と題して、北海道大学産学・地域協働推進機構の杉村逸郎氏、北海道カラーデザイン研究室代表取締役の外崎由香氏、(株)セントモニカ代表取締役の七戸千絵氏のお三方を招いて開催いたします。

講師の皆様のご協力により今年も無事開催できることを心より感謝するとともに、是非多くの方々に参加いただき、皆様にとってより良い時間となることを願っています。

  2023年7月
  藤女子大学 学長 ハンス ユーゲン・マルクス

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第1回 「煮豆やあんこだけじゃない!!~もっと自由に!!豆料理教室」 ~終了しました~
日時 2023年9月10日(日)10:00~12:30
場所 藤女子大学北16条キャンパス 3階実験・調理実習室
講習内容 「豆料理」というと、煮豆やあんこをイメージされる方が多いのではないでしょうか?栄養価に優れた豆は、世界が注目するスーパーフード! その優しい味わいは、実はどんな料理にも合うのです。 豆の種類や栄養価の違い、簡単なゆで方から、意外な?調理法を楽しくご紹介します。
講師

谷口まどか 氏 
Mame Kitchen® Hokkaido 代表/管理栄養士

札幌市出身。藤女子短期大学 家政科食物栄養専攻卒、エコール辻大阪 辻日本料理マスターカレッジ卒。
2015年、豆のまち~十勝・本別町への移住をきっかけに「豆」の魅力と可能性に取り憑かれ「豆活」が ライフワークに。
2021年、札幌円山に豆料理専門店「Mame Kitchen® Maruyama」を開業。豆の消費拡大を目指すと共に、 本別町のまちづくりにも関わり、北海道ふるさと・水と土指導員(北海道農政部)、本別町友好大使を 務める。

当日の流れ

挨拶(5分)
豆の種類、栄養価の紹介(5分)
デモンストレーション(20分)
実習(90分)
試食(30分)

実習メニュー
(予定)
炊く「黒大豆と鮭の巻き寿司」 

(イメージ)
つぶす「手亡豆と秋野菜のポタージュ」

(イメージ)
揚げる「小豆と鶏ささみかき揚げ~カレー塩添え」

(イメージ)
焼く「豆とチーズの彩りバケット」

(イメージ)
対象 本学学生・卒業生、地域の方、テーマに興味をお持ちの方
参加人数 32名限定 ※定員になり次第、申込を締切
参加費用 お1人500円(当日会場にて現金にてお支払いください)
申込方法 申込みはこちら
当日は託児所を用意します。
利用される方は、申込フォームにある「託児所利用」にチェックを入れてください。
申込締切 9月6日(水)
第2回 「大学と社会を接続するプロジェクトマネジメント」 ~終了しました~
日時 2023年10月8日(日)10:30~11:55
場所 藤女子大学花川キャンパス 4階441教室
概要

藤女子大学は2018年度から、プロジェクトマネジメント(PM)に関する学びの領域を開設、人間生活の視座から社会や地域に貢献する知識や手法を教育・研究し、これら大学の教育・研究成果と社会との接続の可能性についても探究しています。
今回はPMの研究フィールドのひとつである産学連携領域から、主に大学の技術・アイデアから新たな市場価値を創出するスタートアップについて国内外の研究の現況を紹介します。
また、本学ゆかりの女性起業家からは、地域・社会に貢献するビジネス活動についてお話を伺っていきます。

講師

杉村逸郎 氏 
北海道大学産学・地域協働推進機構スタートアップ創出本部
アントレプレナー教育部門 部門長/特任教授

北海道大学大学院水産科学研究科修了(水産学博士)。乳業会社等を経て北海道大学へ。産学連携をコアとしてアントレプレナーシップ教育に従事。DEMOLA HOKKAIDOをはじめとした様々な教育プログラムの構築と運営を行っている。

外崎由香 氏 
北海道カラーデザイン研究室 代表取締役/藤女子大学非常勤講師

藤女子大学大学院人間生活学専攻修了(人間生活学修士)。カラーコンサルタント。30代で独立し、カラーを活用した研修や商品開発、企業コンサルティングを行う会社を起業し現在に至る。中小企業庁北海道よろず支援拠点で起業支援も行っている。

七戸千絵 氏
(株)セントモニカ 代表取締役

藤女子中学校・高等学校、北海道薬科大学卒(薬剤師)。
北海道産原料を使用した自社保湿商品と市町村と産学官の製品開発を行う。
北16条キャンパス近くに店舗運営。本学プロジェクトマネジメント専修のサポート企業として学生の指導にもあたっている。
司会 和田雅子 藤女子大学人間生活学部人間生活学科プロジェクトマネジメント専修
参加方法

事前申込不要、入退場自由。

大学祭「藤花祭」当日の開催となりますので、大学祭に参加しながら興味がありましたら是非お立ち寄りください。

後援 北海道大学スタートアップ・エコシステム形成支援
日本プロジェクトマネジメント協会
中小企業庁 北海道よろず支援拠点