藤女子大学 未来共創フォーラム

 

学校法人藤学園は2024年4月1日に学校法人藤天使学園となりましたが、学園の淵源としての藤学園は来たる2025年に学園創立100周年を迎えます。大学教育をめぐる昨今の厳しい状況のなか、藤女子大学では、この100周年を見据えて定めた「藤女子大学未来共創ビジョン」の下、教育と研究の質の維持や向上、学生や卒業生の未来に資する大学のあり方の実現に日々努めております。本学では、この未来共創ビジョンの一翼を担う「未来共創フォーラム」の開催を通じて、本学の教育や研究成果の地域社会への公開のみならず、学生、卒業生、地域の方々への知識の共有や交流の機会を設けています。新型コロナウイルス感染症拡大による影響により対面での開催が困難な場合には、Zoomによるオンライン開催もありましたが、その際はオンラインの特性を活かして、北海道内だけでなく日本全国、海外からもご参加いただくなど、多様なフォーラムとなっております。 本学の学生や教職員だけでなく、一般市民の方々のご参加を心よりお待ちしております。

藤女子大学 未来共創フォーラム 2024

2024年度未来共創フォーラムは3回に渡って開催します。

第1回 2024年6月30日(日)開催 ~終了しました~
「絵本作家 降矢ななさん 講演会」
日 時 2024年6月30日(日)10:00~12:00
場 所 藤女子大学北16条キャンパス 7階755・756教室
内 容 降矢ななさんは、物語を読み込み、イメージを膨らませながら巧みな表現で絵本の世界をつくり上げる絵本作家です。ユーモアのある登場人物の造型、大胆なデフォルメと構図、色彩の美しさ、細部の絵の遊びなどで高い評価を得ています。そのような豊富な経験をもとに、1つの絵本ができるまでの絵本製作にまつわる裏側のお話をしていただきます。
講 師

降矢なな 氏
絵本作家

1961年東京生まれ。1992 年にスロバキア共和国のブラチスラヴァ美術大学に留学。
画家で絵本作家のドゥシャン・カーライに師事し、石版画とイラストレーションを学ぶ。スロバキア在住。
代表作に『めっきらもっきら どおんどん』(長谷川摂子作、福音館書店、1985)、『ちょろりんの すてきなセーター』(降矢なな文、福音館書店、1986)、「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(富安陽子文、福音館書店、1999〜)、「おれたち、ともだち!」シリーズ(内田麟太郎作、偕成社、1998〜)などがある。


左から 『ヴォドニークの水の館』2021年/BL出版、『めっきらもっきら どおん どん』1985年/福音館書店、『ナミチカのきのこがり』2010年/童心社、『ともだちや』1998年/偕成社

対 象 本学学生・卒業生、地域の方、テーマに興味をお持ちの方
参加方法 申込みの受付を終了しました。
定 員 なし
申込締切 6月15日(土)
第2回 2024年9月7日(土)開催 ~終了しました~
渡邊学長講演「2024年アメリカ大統領選挙と日米関係の行方―北海道へのインパクトー」
日 時 2024年9月7日(土)13:30~15:30
場 所 藤女子大学北16条キャンパス 7階755・756教室
内 容 11月5日実施の米国大統領選挙が目前に迫り、民主党の現職バイデン大統領と共和党のトランプ前大統領の一騎打ちを世界中が注目しています。その結果次第では今日までなんとか持ちこたえてきたリベラルな国際秩序が一気に崩壊する危険性も見え隠れします。
本講演では、アメリカ政治の核心に迫ると共に、大統領選挙後の日米関係を展望します。
講演後には学長と本学学生によるトークセッションを予定しています。
講 師

渡邊 賴純 藤女子大学 学長

1953年生まれ。1976年上智大学文学部卒業。1978年ヨーロッパ大学大学院(ベルギー)経済学専攻修了。1985年上智大学大学院国際関係論専攻博士課程単位取得満期退学。
慶應義塾大学総合政策学部教授や関西国際大学国際コミュニケーション学部長などを歴任。実務面では外務省経済局参事官やGATT(現WTO)事務局エコノミック・アフェアーズ・オフィサーを務めた。
2023年10月藤女子大学副学長就任。2024年4月から現職。

対 象 本学在学生・卒業生、地域の方、テーマに関心のある方
参加方法 申込みの受付を終了しました。
定 員 なし
申込締切 8月30日(金)
第3回 2024年11月2日(土)開催 ~終了しました~
UHB共同企画 「子どもの貧困問題を考える~教育支援の現状と今後の在り方~」
日 時 2024年11月2日(土)13:30~15:30
場 所 藤女子大学北16条キャンパス 7階755・756教室
内 容

貧困家庭で育つがゆえに望んでいる教育機会が与えられていない子どもたちがいます。
このフォーラムでは、涌井氏がディレクターとして2016年に日本民間放送連盟賞を受賞したドキュメンタリー「17歳の先生~子どもの貧困を超えて」を会場で上映した上で涌井氏にご講演いただきます。

講演の後は教育現場に携わるパネラーを交えてトークセッションを行い、実際にそのような子どもたちが置かれている学習環境の現状と課題を明らかにし、今後どのようにしていくことが必要なのか考えていきます。

※本企画はUHB北海道文化放送との連携協定の一環で実現しました。

講 師

 

涌井寛之 氏
UHB北海道文化放送 報道番組プロデューサー

1984年福島県生まれ。北海道大学教育学部卒。
UHBで社会や政治を担当し、現在はニュース編集長。ライフワークは教育・福祉をテーマにしたドキュメンタリー制作。

『聴覚障害偽装事件』(2009年/ギャラクシー奨励賞/日本民間放送連盟賞)、『17歳の先生~子どもの貧困を超えて』(2016年/日本民間放送連盟賞)以上ディレクターとして。
『子どもたちの緊急事態宣言』(2021年)、『自助の国に生きる ヤングケアラー、その先に』(2022年/FNSドキュメンタリー大賞)、『虐待サバイバー 生き延びた命、それから』(2024年)以上プロデューサーとして。

パネラー


高嶋 真之 氏:藤女子大学人間生活学科部人間生活学科講師
髙島 果歩 氏:札幌市立桑園小学校教諭(子ども教育学科2023年度卒業生)

コーディネーター 大室 道夫 氏:藤女子大学人間生活学部子ども教育学科教授
対 象 ・本学在学生、卒業生
・幼稚園、保育所、認定こども園、小学校、中学校、高校の先生方
・子どもを持つ保護者
・テーマに興味をお持ちの方
参加方法 申込みの受付を終了しましたが、当日参加も可能です。直接会場にお越しください。
定 員 なし
申込締切 11月1日(金)