教員紹介

高嶋 真之
Masayuki Takashima

所属
人間生活学部 人間生活学科
教職課程
職位
講師
専門分野
教育行政学、教育学、学校外教育
キーワード
公教育の変容、教育機会保障、学習塾

主な担当科目

教育制度論、北海道の教育、教育実習ⅠA・ⅠB

オフィスアワー

木曜日Ⅲ講時(※在室中は随時対応)

現在の専門分野を志したきっかけ

僕は、偶然に偶然が重なって、高校生のときから塾講師のアルバイトをしていました。ただ、大学生になって教育学を学んでいると、なぜか学習塾は否定されてばかりで、これまでの自分の実践や生徒との関わりまで否定されている気にすらなってきました。こうした状況に疑問を感じ、「なぜ学校は肯定されて、学習塾は否定されるのか?」という問題関心から研究し始めました。その後は、学習塾に限らず、学校内外の様々な場で子どもたちと関わる実践に携わってきました。その経験を活かしながら、現在は、学習塾を主な対象として、教育行政学という学問分野から、公教育の変容や教育機会保障の再構築に関する研究を進めています。

好きな言葉

「なんとかなる」 理由:自分の思い描くベストではないかもれしませんが、まぁ、なんとかなります。

おすすめの書籍

永井均『〈子ども〉のための哲学』 理由:子どもの頃に感じた素朴な疑問を覚えていますか?自分の問いをもって考え続けることを励まし、大人になっても〈子ども〉であり続けることを肯定してくれる一冊です。

Message
これから大学で
学ぶ方へのメッセージ
皆さんが様々な形で経験してきたであろう教育や学校も、生徒の立場と教師の立場ではその見え方や考え方は全く異なります。是非、大学の教職課程で「教育を受ける側」から「教育を行う側」へと立場を変えながら、これからの教育や学校について考えてみませんか?特に、家庭科は私たちの生活と密接に結び付いた総合的・実践的な教科で、とても興味深いだけではなく重要性も高まっていくと思われます。社会の変化が加速する中、これからの時代を担う学生の皆さんと共に、次なる公教育システムと教育実践のあり方を、既存の教育や学校の姿にとらわれることなく自由かつ創造的に探究していきたいです。