英語文化学科 第60回藤陽祭イベントのご報告
10月12日(土)、第60回藤陽祭にて、英語文化学科では「Get to know cultures of the world ~世界の文化を知ろう!~」と題して、異文化について知り、体験するイベントを開催いたしました。今回は、本学科教員 Redlich 准教授と Tillonen 講師それぞれの出身国であるカナダとフィンランドの文化に焦点を当てました。
まず、Redlich 准教授が “Culture Tour of Canada” というタイトルでカナダの文化について話しました。建国日、人口、首都、地理、公用語など、基本情報のクイズから始まり、秋・冬の季節にやってくる祝日について、写真と共に紹介しました。例えば、9月30日の Truth and Reconciliation Day(真実と和解の日)はカナダの先住民の人達が歴史の中で抑圧され、虐待されたことを思い出し、特に寄宿学校で亡くなった子供達を追悼する日--。10月第二月曜日の Thanksgiving(感謝祭)は収穫に感謝し、家族で特別な料理を食べる日--。11月11日の Remembrance Day(戦没者追悼記念日)は戦争で命を失った兵士や軍人を追悼するための記念日で、ポピーの花がシンボルだそうです。
「カナダでは多様な文化的背景を持つ人びとが共存し、それぞれの特徴を尊重しながら一つの国を形成している。私はカナダのそういうところが好きです」と Redlich 准教授。感謝祭の日にカナダの人びとがいただく食事のメニューやカナダ出身のミュージシャン・俳優が紹介され、カナダの公用語が英語とフラ...
第5回まちかどCONNECTを開催しました
10月19日(土)に第5回まちかどCONNECTを紀伊國屋書店1階のインナーガーデンで開催いたしました。
「学習者を前景にエンゲージメントを求める英語授業 (Students At the Forefront: Prioritizing Engagement In the EFL Classroom)」をテーマに、本学英語文化学科の工藤雅之教授、ジェレミー・レッドリック准教授、チャールズ・ミューラー教授が講師としてトークセッションを行いました。約30名の方にご参加いただきました。
トークセッションでは、外国語(特に英語)の学習者が前向きに・効果的に学習を進めるためにはどのようなことが大切なのか説明があり、参加者のみなさんにも積極的にご発言いただきました。参加者の方々からは「学習者として自ら授業に参加し関わっていくことの大切さに気がついた」や「教員としての学習者へのサポートの方法が参考になった」といった感想をいただきました。
まちかどCONNECTは、本学の研究・教育成果を広く公開することで、本学と地域社会の結び付きを強め、その発展に貢献することを目的としています。
次回のまちかどCONNECTは、石狩市との連携による食と農をつなげる取り組みをテーマとして、2月23日(日)に開催いたします。本学の研究・教育活動を知る機会として、お気軽にご参加頂ければ幸いです。