本学日本語教員養成課程は2026年9月30日付けで文部科学省より「登録日本語教員養成機関」および「登録実践研修機関」として登録されました。
「日本語教師」は日本語を母語としない人々に日本語を教え、その学びを支える仕事です。近年、外国人住民の増加やグローバル化が進む中、日本語教育が必要とされる場は、日本語学校や大学だけでなく、地域、職場、学校、そして海外へと広がっています。
日本語を学ぶ人の背景や目的はさまざまです。多様な人々が日本語を通して社会とつながるために、日本語教育の専門的な知識と実践力を持った人材が求められています。
本課程では、こうした社会状況を踏まえ、一人ひとりの背景や目的に目を向けながら、日本語の学びを支え、人と社会をつなぐことのできる日本語教師の育成を目指します。
北海道でも外国人住民が増加し、日本語学習を必要とする人々の背景やニーズはますます多様になっています。
本課程では、北海道における外国人受け入れの現状や課題について学び、留学生だけでなく、地域で暮らす外国人や働く外国人への日本語教育についても考えます。
「日本語を教える」ための知識や技術だけではなく、多文化共生社会の中で日本語教育に携わる人材に何が求められるのかを、地域の実情と結びつけながら学びます。
日本語を学ぶ目的や、日本語教育を取り巻く環境は、国や地域によって異なります。
本課程では、日本国内での日本語教育実習だけでなく、台湾の大学で「海外日本語教育実習」を実施しています。
現地の大学生を対象とした授業で実際に教壇に立つほか、授業見学や学生との交流を通して、海外で日本語を学ぶ人々の背景やニーズへの理解を深めます。
日本とは異なる文化や教育環境の中で日本語教育を経験することは、教師としての視野を大きく広げる機会となります。
本課程で学んだ先には、国内外の日本語教育機関をはじめ、さまざまな活躍の場があります。
本課程では、国内外で日本語教師として活躍する卒業生による講演会や交流イベントを開催しています。また、メーリングリストやSNSを通じて、日本語教育に関するインターンシップ、勉強会、イベントなどの情報を随時提供しています。
さらに、国家資格「登録日本語教員」の資格取得を見据え、日本語教員試験対策講座も実施。授業での学びを、その先のキャリアへとつなげるための支援を行っています。
外国につながりのある児童生徒の増加に伴い、学校教育機関でも日本語学習を支援できる教員の必要性が高まっています。
本学では、教職課程と日本語教員養成課程をあわせて履修しやすいカリキュラムを整えています。
教科を教える力に加えて、日本語教育や多文化共生についての専門的な知識を身につけることで、多様な言語・文化的背景を持つ生徒に対応できる教員を目指すことができます。
・副田 恵理子
学生入試広報スタッフ「F-lens」が取材した受講生インタビュー資料はこちらです。