人間生活学専攻

生活や環境を高度に掘り下げる3つの分野

人間生活学専攻は,「人間生活分野」「生活環境分野」「生活福祉分野」の3分野で構成されています。 現代社会は家庭生活や教育現場をはじめ,地域,社会のさまざまな生活場面で認識や価値の再構築が必要になっています。本専攻では,人間を中心とする総合的な生活の理解のもとに研究を行います。生活・環境・福祉の分野を俯瞰し,テーマに応じて多様な視点を縦横に組み合わせて研究に取り組むことが特色です。

人間生活分野 生活環境分野 生活福祉分野
生涯発達と学習、生活と教育などをとおして、人間の生き方を探求します。 環境と調和した生活文化をめざし、自然環境、社会環境、衣・食・住、生活環境などの具体的な問題を探求します。 医療と福祉、障害(児・者・高齢者)と福祉、地域福祉などに光を当てながら、福祉の視点から人間の生活を探求します。

 

本専攻を修了する学生に求められる資質

  • 生活科学を基盤とした高度な問題解決能力を獲得するとともに、家庭科教員専修免許を取得し教育現場で活躍できる人材。
  • 分野横断的な履修の成果と社会福祉学の専門知識・技術の応用能力を活用して、福祉の現場でリーダーとして活躍できる人材。
  • 生活課題の分析・解決能力を生かして、個人や社会のQOLの向上に指導的な立場で貢献できる人材。

教育課程表

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大学院修学休業制度

いま、学校をめぐる環境が複雑化するにともない、教員の資質・能力のより一層の向上が求められています。本専攻では、「大学院修学休業制度」をさらに利用しやすくするために、2年次には勤務校に復職しながら修士論文作成の指導などを受け、正規の修士課程を修了できるようにしています。

担当教員

人間生活分野 生活環境分野 生活福祉分野

庄井 良信

岡崎 由佳子
木脇 奈智子
田中 宏実
長尾 順子

大友 芳恵
小川 恭子
船木 幸弘
若狹 重克

在学生インタビュー