第Ⅰ期のアクションプラン

第Ⅰ期 2017~2019年度

1.教育

(1)入学前・初年次教育の充実
  • e-learningの全学的な導入・推進により、学習習慣を身に付けさせるとともに、補習(リメディアル)の効率化を図る。
  • 初年次学生対象のオフィスアワー制度(アドバイザー制度)の充実を図る。
(2)外国語教育・国際理解教育の推進
  • 国際理解を深めるために国際交流を促進するとともに、共通科目における国際理解教育の充実を図る。
  • 外国語カリキュラム改善策を検討、実行するとともに、英語運用能力養成の実効性を高める英語教育プログラムを導入し、その成果について検証する。
(3)学修支援体制の構築
  • GPAを活用して、学生の学びの意欲を育てるとともに、学修成果の具体的な把握・評価方法を開発する。
  • 学生個々の学修履歴の記録・振り返り等を支援する仕組みを構築する。
  • Student Assistantの導入により、学修支援体制の多様化を図る。
  • 履修相談や実習・ボランティア支援など、学生の多様な学びに応じた支援を可能にするセンター等による体制を整備する。
(4)FDの強化
  • Active Learningを推進し、学生の主体的な学習能力を育てる教育の充実を図る。

2.研究

(1)研究業績の評価
  • 個々の教員が研究者としての自覚をもって研究することを促進するため、研究業績の公正な評価の保証と徹底化を図る。
(2)科学研究費等外部資金の申請・採択率向上への取り組み
  • 外部資金獲得により本学における研究を活性化させるため、申請手続きの補助体制を強化することにより、採択率の向上を図る。
(3)大学リポジトリの充実
  • 研究成果を積極的に発信し、社会に還元するため、大学リポジトリの充実を図る。

3.学生募集

(1)入試制度の検討および導入
  • 新制度に対応し、本学の現状を踏まえた入試日程・入試方法・会場等について検討し導入する。

4.学生支援

(1)学生会・サークル活動の活性化
  • 活動する環境を整備するとともに、活動を促進するための方策を検討する。
(2)進路支援体制の充実
  • 4年間を通じた支援体制の再構築を図る。
  • キャリア教育として、社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる能力や態度等を確実に身に付けさせるとともに、具体的なビジョンとそれに関連したスキルを身に付けさせる科目や機会を設ける。

5.施設・設備

(1)安全なキャンパスの整備
  • 防災・防犯計画を策定するとともに、校舎の耐震改築・改修事業を推進する。
(2)有意義な学びを実現するための施設・設備の整備
  • 学内ネットワークの充実を含めたActive Learning、e-learning等の環境の提供を図る。
(3)快適なキャンパスの整備
  • 食堂等を含めた福利厚生施設の充実化を図る。

6.社会連携・貢献

(1)公開講座・講演会等による、地域社会に向けた取り組みの活性化
  • 公開講座・講演会等を通じて、社会人に学びの場を提供することにより、社会貢献を図る。
(2)Service Learningの導入
  • Service Learningの導入について検討する。

7.管理・運営

(1)危機管理体制の構築
  • 事故・事件その他の非常事態に大学としてスムーズに対応しうる体制を構築する。
(2)大学の質保証を実質化するための自己点検・評価機能の強化。
  • PDCAサイクルを着実に回す(Aの実施とPDCAの有効性の自己評価)。
(3)教育の改革に応じた教育組織・教職員組織の改革の推進
  • キャンパス問題を含めた教育組織・教職員組織の再構築を図る。
(4)IRの推進。
  • 本学の教育研究活動における諸情報を集約・整理・分析し、教育研究及び管理運営等を支援する体制の構築と充実を図る。
(5)広報体制の構築と充実
  • 広報担当部署を新たに設け、効果的な広報のあり方を検討し実施する。

8.財政計画

(1)教育研究活動の永続性を保障するための財政基盤の確立
  • 学生生徒等納付金の見直し、計画的な募金活動、補助金の獲得等による財政計画を策定する。
(2)奨学金制度の拡充
  • 現行の奨学金制度の見直しを行い、貧困学生救済と優秀な人材確保の両面から新しい奨学金制度を導入し、学修支援の充実を図る。