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2026.07.23
学部・学科
    #文化総合学科 #ボランティア活動

文総ちょうこくみがき隊「活動開始報告」―「本郷新記念札幌彫刻美術館」訪問と今年度最初の清掃活動―

1.本郷新記念札幌彫刻美術館訪問

6月21日(日)のサンクスデーに、ちょうこくみがき隊8名と教員1名の計9名で、本郷新記念札幌彫刻美術館を訪問しました。
当日は彫刻にまつわる多彩なプログラムに参加し、1日を通して芸術に触れることができました。

①國松明日香展の見どころガイド・追悼 國松明日香展
昨年ご逝去された札幌の彫刻家、國松 明日香の追悼展示「國松明日香展」の見どころを、吉崎館長がお話してくださいました。
藤女子大学文化総合学科でも長らく「造形美術論」をご担当してくださった國松先生が、どのようにして北海道の自然から発想を得た作風になっていったのか、その生涯を通して生み出した作品の変化について知ることができました。
館長さんのお話を聞いた後、國松先生の作品に思いを馳せながら、開催中の「國松明日香展」を鑑賞しました。


②「彫刻の道」さんぽ
札幌アートコミュニケーターズさんから、美術館の周辺に設置されているいくつかの彫刻について解説していただきました。実際に体を動かして楽しみながら、本郷先生の作品について知ることができました。

■本郷新『鳥を抱く女』
■本郷新『鳥を抱く女』
■街灯のモチーフとなっている本郷先生が制作時に使っていたへら
■街灯のモチーフとなっている本郷先生が制作時に使っていたへら

③洗って味わう彫刻のカタチ
大通公園の彫刻清掃活動でお世話になっている「札幌彫刻美術館友の会」の方々や、当日参加されていた地域の方々と一緒に、美術館前庭の屋外彫刻を清掃させていただきました。

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④記念館解説ツアー・「彫刻の顔」ビンゴ
本郷新記念館に展示されている作品を学芸員の方が解説してくださいました。所狭しと並ぶ作品は圧巻の光景でした。

解説ツアーに参加後、記念館内に展示されている彫刻作品の顔で作られたビンゴゲームに参加しました。作品の顔をじっくり鑑賞すると、その彫刻が何か語りかけてくるように感じられます。
ビンゴを達成した記念品として、本郷先生の作品の缶バッジをいただきました。

■「彫刻の顔」ビンゴの景品:本郷先生の似顔絵・作品缶バッジ
■「彫刻の顔」ビンゴの景品:本郷先生の似顔絵・作品缶バッジ

⑤講話「本郷新伝」ができるまで
2026年2月に出版された伝記マンガ『本郷新伝』の制作秘話を、吉崎館長がお話してくださいました。
事前にマンガに目を通してから講話に参加したため、構想時の裏話などを聞くことができて胸が熱くなりました。

■講話風景
■講話風景
■『本郷新伝』
■『本郷新伝』

今回の美術館訪問は、ちょうこくみがき隊として今年度最初の活動でした。
新たなメンバーと共に、本郷先生や國松先生など北海道の彫刻家とその作品について学ぶことができ、貴重な時間を過ごすことができました。

■恒例になりそうなスイーツタイム
■恒例になりそうなスイーツタイム
■へらの形になっている道路の上で 集合写真
■へらの形になっている道路の上で 集合写真

2.今年度最初の屋外彫刻作品の清掃活動

6月28日(日)にちょうこくみがき隊10名と教員1名の計11名で、札幌大通公園ロータリークラブの皆様とともに、「札幌彫刻美術館友の会」主催の彫刻清掃ボランティア活動に参加しました。
今回は、大通公園6丁目から12丁目にある3体の彫刻作品を清掃し、これらを含む6体の彫刻作品の解説を行いました。
彫刻作品および清掃活動の詳細は以下の通りです。


《有島武郎文学碑》
1962年に有島 武郎の没後40年を記念して建立された彫刻で、碑面に「小さき者へ」から抜粋された一節が刻まれています。
レリーフの隙間の汚れや蜘蛛の巣などを取って、細かい装飾まで綺麗にすることを心掛けました。

■《有島武郎文学碑》にワックスを塗る様子
■《有島武郎文学碑》にワックスを塗る様子
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《若い女の像》
1984年に設置された彫刻で、作者は佐藤 忠良です。
像の背中に鳥のフンが付いており、汚れを落とすのが大変でした。水場ということもあり、参加したメンバー全員で協力して交代しながら清掃して磨き上げました。

■《若い女の像》に水をかける様子
■《若い女の像》に水をかける様子
■見頃のラベンダーとともに
■見頃のラベンダーとともに

《漁民の像》
1969年に北海道100周年と漁協婦人部創立10周年を記念して建立された、田畑  一作によるブロンズ像です。
台座に施された細かな貝やつぶの装飾や、普段は見えにくい背中の部分まで、汚れを見落とさないよう意識して丁寧に磨き上げました。また、ワックスを塗る前には、網の細かい部分の水分を拭き取り、ワックスが溜まらないよう注意して作業しました。

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《黒田清隆像》
1967年に北海道100年を記念して、「北海道開拓功労者顕彰像建立期成会」によって建立されました。
像の構想は加藤 顕清ですが、制作途中に亡くなってしまったため、雨宮 治郎によって制作されました。

■《黒田清隆像》
■《黒田清隆像》

《ホーレス・ケプロン像》
作者は、野々村一 男です。1967年に黒田清隆像と同時に設置されました。
台座の後ろには、ホーレス・ケプロンの功績を述べた碑文があり、顕彰理由を明らかにしています。

■《ホーレス・ケプロン像》
■《ホーレス・ケプロン像》

《奉仕の道》
1982年10月6日に札幌ロータリークラブ創立50周年を記念して建立されました。作者は、峯 孝です。
北海道を象徴するエゾフクロウ、エゾシカ、ハシブトガラス、エゾウサギの4体が八角形の台座に集まり、まるで対話するかのような構図が特徴です。

■《奉仕の道》
■《奉仕の道》

当日は、集合時には曇っていたものの後半は快晴となり、清掃後には太陽のもとで輝く彫刻の姿を見ることができました。
また、今年度は新たなメンバーも増え、気持ちを新たに活動することができました。昨年に引き続き彫刻の解説も任せていただき、街中の彫刻作品について学ぶ貴重な機会になりました。

「札幌彫刻美術館友の会」の皆様のおかげで、今年度も清掃活動に参加させていただきました。改めてお礼申し上げます。

■清掃活動終了後の集合写真 
■清掃活動終了後の集合写真 

(文責:藤女子大学文学部文化総合学科 「文総ちょうこくみがき隊」一同)