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2019.12.11
学部・学科
    #食物栄養学科

第17回卒業研究発表会が終了しました。

 2019年11月30日(土)、4年生の卒業研究発表会が行われました。

 今年も1年間かけて行った調査や実験の成果のまとめとして31演題がエントリーし、それぞれ8分の発表と2分間の質疑応答が行われました。さまざまな研究分野の発表に参加する中で、4年間の学びを活かすことによっていろいろな研究的視点を持つことができると実感させられる、有意義な一日となりました。

 今年度の卒業研究の演題は、以下のとおりです。(発表順に掲載。カッコ内は指導教員名)
 
【栄養教育学研究室(隈元)】 9:05~9:49
1.子どもの学校生活期間と長期休暇の食生活の課題~認定NPO法人Kacotamを利用する子どもを対象に~
2.あさぶ商店街におけるハンドブック及びInstagramによる広報活動-地域活性化を目指して-
3.汁物の具材が塩味の嗜好性に与える影響に関する研究
4.若年女性の野菜摂取不足改善に寄与する中食の開発
 
【食品微生物学研究室(池田)】9:49~10:22
5.Slakia sp.FJK1株のエクオール産生遺伝子の解析
6.O.oeni由来MLE遺伝子の大腸菌における発現の解析
7.藤女子大学の窓枠で採取されたきのこの解析
 
【臨床栄養学研究室(藤井)】10:22~10:33
8.” くらげっきー”世界征服の野望 ~食を通した居場所の見つけ方~
 
【臨床栄養療法学研究室(田中)】10:45~11:07
9.ジュピター30を使用したレシピ開発
10.中鎖脂肪酸を使用したレシピの官能評価
 
【フードシステム研究室(村田)】11:07~11:40
11.石狩産果物を用いた商品化への検討と課題
12.地場農産物を用いた備蓄食材の普及活動と今後の展望(第一報)~“いしかり乾燥ごぼう”の商品化への検討と課題~
13.地場産農産物を用いた備蓄食材の普及活動と今後の展望(第二報)~“乾燥石狩鍋セット”の販売促進活動~
 
【食品学研究室(松坂)】11:40~12:13
14. りんご品種別のポリフェノール含量および嗜好性
15.プラム果皮のポリフェノール含量および加熱による変化
16.北海道産マンゴー種子抽出物の脂質過酸化阻害能(2)

【地域栄養学研究室(岸)】13:15~13:48
17.石狩市における学童の食生活と保護者の食意識に関する調査
18.肥満者における食生活の特徴の検討ー石狩市「量ってダイエット100日作戦」参加者の食事調査結果からー
19.石狩市の高齢者を対象とした身体機能と食の多様性との関連
 
【食品機能学研究室(中河原)】13:48~14:32
20.ストライプペポ種子抽出物の前立腺肥大に対する影響
21.ズッキーニ及びニガウリ抽出物による内臓脂肪への影響
22.ストライプペポ種子抽出物による血中中性脂肪濃度に対する影響
23.ストライプペポ種子の脂肪分解亢進活性物質の探索
 
【調理科学研究室(菊地)】14:32~14:43
24.SDGsに関する研究:北海道産食材を用いた調理特性―石狩産小麦粉の普及とチーズワッフルのレシピ開発に関する研究―
 
【公衆衛生学研究室(小山田)】14:55~15:17
25.ブラインドサッカーチームへの栄養サポートの方法と実践2019
26.公立高等学校男子硬式野球部員への栄養サポート2019
 
【臨床栄養療法学研究室Ⅱ(中川)】15:17~15:39
27.味覚調査・食を含む生活習慣からの検討
28.透析患者のQOLと栄養評価指標の関係
 
【食生活学研究室(三田村)】15:39~16:12
29.わかめ摂取後の血糖値に関する研究~わかめの新しい食べ方の提案~
30.わかめ摂取後の血糖値に関する研究~食物繊維の種類による血糖値変動~
31.若年女性の血清25-ヒドロキシビタミンD濃度とビタミンD摂取量の現状

 発表会後は慰労会が行われ、各ゼミから1名が代表して登壇し、この1年間頑張ってきたこと、卒業に向けて頑張ることについて一言ずつスピーチを行いました。溢れ出る言葉にはそれぞれの想いが込められており、涙あり、笑いありのとても思い出深い時間を共有することができました。

 4年生の皆さん、発表会本当にお疲れさまでした。あとは国家試験合格に向けての勉強を悔いなく頑張りましょう。そして、残り短い大学生活を存分に満喫してくださいね!