教職課程の希望者と一緒に、8月3日(木)~8月4日(金)に安平町で開催された「あびら教育フォーラム」に参加してきました。
2日目のみの参加になってしまいましたが、総合的な学習の時間の実践報告、教育とまちづくりの関係、義務教育学校の新校舎見学など様々なプログラムが準備されており、学生はもちろん教員にとっても有意義な機会になりました!
【当日参加した学生・院生の感想】
- 初めて義務教育学校を訪問しました。校舎を設計する際は価値があるか否かを判断基準とし、地域の人と出会い関われる空間づくりをしている点や、子どもの成長段階に合わせて教室家具やルームの位置を工夫している点、同じかたちの教室をつくらないことで児童生徒が飽きない空間づくりをしているのが印象的でした。主体的・対話的で深い学びを実現するために教員が気をつける点やポイントを色々学べたので、模擬授業をする際に参考にしたいと思いました。
- 早来学園ができるまで、震災を乗り越えどのような思いでどのような方々が関わってきたかなど経緯を知ることができる機会でした。子どもにやさしいまちづくりを目指した、「教育まちづくり」という新しいまちづくりの形はとても興味深かったです。北海道の教育には安平町の教育のような「学校主体の教育」ではなく、「地域主体の教育」へ変化していくとそれぞれの地域の良さが出た特色ある教育になっていくのはでないかと思いました。今度は実際に早来学園で子どもたちが学んでいる姿や学校での様子を観察してみたいです。
引き続きこうした機会を積極的につくり、道内各地の豊かな教育実践をそこに込められた関係者の想いと共に知ることで、今後の大学での学びや将来のキャリアに活かしてもらいたいと思います。