2022年7月9日(土)、白い恋人パーク(石屋製菓)において、「実践・観光通訳プログラム」を実施しました。
このプログラムは、通訳案内士や観光通訳ガイドの仕事を実地で学び体験することを目的としたもので、NPO法人北海道通訳案内士協会からの協力を頂き、今回はじめて実施する運びとなりました。
プログラム参加にあたっては、事前指導として、同協会理事長で英語の全国通訳案内士としても活躍中の恒川恵先生と同副理事長で中国語の全国通訳案内士としても活躍中の森若裕子先生(本学国文学科卒)から、よく使う外国語フレーズなどの指導を受け、参加者は当日に向けて準備を進めてきました。
プログラム当日は天候にも恵まれ、両名の先生に加え、同じく本学卒業生の網野 真佐子先生(全国通訳案内士。本学英文学科卒)と山崎望美先生(全国通訳案内士。本学国文学科卒)にもご参加頂き、外国語別に4グルーブに分かれ、計25名の学生が会場内での観光通訳に挑戦しました。
外国人留学生(台湾協定校)もサポート役として参加した今回、参加者は一様に真剣な様子で、実り多い体験となったようです。参加した学生からは「プロの通訳案内士の方々の仕事を見ることができてとても有意義だった」(英語文化学科3年)といった声や、「自分の英語力を試す、実践的な英語学習の機会になった」(文化総合学科3年)といった声などが寄せられております。
藤女子大学では、これら学生の声を踏まえ、今後も北海道通訳案内士協会との連携のもと、より良いプログラム実施にむけ検討を重ねていきたいと思います。
※通訳案内士法の改正に伴い、記事内では「全国通訳案内士」に表記を統一しております。