3月8日は「国際女性デー」でした。
女性の権利・平等・社会参加の状況を問い直し、社会を変えるための行動につなげようとするこの特別な日にちなんで、毎年3月には国内外で様々なイベントが行われています。
北海道でも3月20日春分の日に、チカホ(北3条交差点広場)で「HAPPY WOMAN」プロジェクトが開催され、文学部文化総合学科の学生3名が登壇し、発表を行いました。
今年のテーマは「Period to Future~生理から考える私たちの未来~」。
国際女性デーのシンボルであるミモザの鮮やかな黄色に包まれた会場で、学生たちは「女性の生理」という身近でありながら社会的課題とも深く関わるテーマに向き合い、未来に向けた提言を発信しました。
昨年は3チームのみの参加でしたが、今年は4大学から5チームが集いました。
室蘭工業大学からは男性チームも登壇し、ジェンダー平等に対する意識の広がりと深化が感じられる場となりました。
本学の学生による発表では、月経が「穢れ」と捉えられてきた歴史・文化的背景や、月経中の女性に対する差別的な習俗が、第二次世界大戦終結後まで受け継がれてきたことを紹介しました。また、それが生理を「恥ずかしいもの」と捉える意識として残り、小・中学校における教育の不十分さにつながっている可能性について論じました。
一方で、生理は排尿・排便と同様、人間にとって自然な身体の営みです。
トイレットペーパーがトイレになかった時代を覚えている人は少ないかもしれせんが、生活が豊かになるとともにそれはトイレに欠かせないものという認識が広がったことで常設へとつながりました。ナプキンについても同様だとする今回の発表は、女性が安心して過ごせる社会の実現に向けた一歩として、環境整備のあり方を改めて問いかけるものとなりました。