ウェルビーイング学部、人間生活学部及びウェルビーイング学研究科は、2027年4月1日より、北16条キャンパスへ移転することを決定しました。これにより、藤女子大学のすべての学生の学びを札幌市に集約します。
2025年度よりウェルビーイング学部では先行して、2026年度には文学部もキャリア形成・学修の基盤となる全学共通のカリキュラム「基盤教育科目」を設置し、数理データサイエンスAI教育、プロジェクト学習の取り組みなどカリキュラムを充実させることになりました。本学では他学科の専門科目も履修できるシステムとなっており、同じキャンパスで両学部の学生が交流することで教育の相乗効果が上がることを期待しています。
- 移転先について
移転先となる北16条キャンパス(札幌市北区北16条西2丁目)は、地下鉄南北線北18条駅、東豊線北13条東駅が最寄り駅となり、JR札幌駅からも徒歩20分圏内の立地にあります。花川キャンパスについては、学生の皆様から通学が不便であるとの声もありましたので、便利になる方が多いのではないかと思います。
北16条キャンパスは、藤女子中学校・高等学校、認定こども園藤幼稚園が隣接し、同法人である天使大学も徒歩10分ほどの距離にあります。さらに、周辺は北海道大学が近いこともあり、学生向けのマンション・アパートや、飲食店も多くあり、学生の皆様の利便性は向上されると思われます。
- 移転に伴う入学年度による修学キャンパスについて
入学年度にかかわらず、2027年度からは全ての学生を対象に北16条キャンパスで授業を行います。
- 花川マリア院、花川マリア認定こども園について
花川キャンパスに隣接する聖ゲオルギオのフランシスコ修道会 花川マリア院は、移転いたしません。
同じく隣接する花川マリア認定こども園は、北海道カトリック学園が運営する子ども園です。移転はいたしませんので、ご承知おきください。
- 花川キャンパスについて
藤女子大学は、1950年、札幌市北区の北16条キャンパスに短期大学が開設されてから約10年後の1961年、文学部英文学科、国文学科を開設しました。1984年に花川キャンパスにセミナーハウスが開設され、1992年に人間生活学部人間生活学科、食物栄養学科(のちにウェルビーイング学部地域創生学科、食環境マネジメント学科)を開設し、さらに2000年に保育学科(のちに子ども教育学科)、2002年に大学院を開設し、現在に至ります。石狩市の地域の皆様には、40余年の間、学生をはじめ、学園・大学のためにご協力、ご指導いただき、心より感謝申し上げます。