3月23日(土)10時より、文学部・春のオープンキャンパスが開催されました。
春の訪れを思わせる明るい陽射しの下、大勢の方に足をお運びいただき心より感謝申し上げます。
日本語・日本文学科のメイン会場では学科紹介と模擬講義が行われました。
「日文まるわかり!」と題された学科紹介では、日本語・日本文学科3年生2名が大学での研究や学生生活について解説。
とりわけ、ゼミ発表のために作られたレジュメの詳しさに驚きの声があがっていました。
また、アルバイトや就職活動などについても関心が高い様子がうかがえました。
続く本学教員による模擬講義「『ださい』は残り『ナウい』は消えた」では、「モノが消えて言葉も消える」パターン(例:ポケットベル)をはじめ、言葉が辿る三つの運命を概観した後、なぜネガティブな言葉である「ださい」は残り、ポジティブな言葉である「ナウい」は使われなくなったのかについて考察。
「普通の言葉」が千年以上使われ続けている一方で、たとえば現在多くの若者が使っている「エモい」という言葉が何年ぐらい生き残るのか、言葉と文化や歴史について改めて考えさせられる講義でした。
個別相談会やキャンパスツアーといったプログラムもあり、あちこちで案内役の学生との会話が弾んでいました。
個別相談会では先輩が楽しそうに話す様子に緊張がほぐれたのか、試験対策から資格のこと、おすすめの授業まで、色々と相談をもちかけている姿が見られました。
次回のイベントは6月の進学説明会です。多彩なプログラムと共に、皆様のお越しをお待ちしております。