去る9月19日(日)、花川キャンパスにて秋のオープンキャンパスを対面で開催し、多くの方々にご参加いただきました。
食物栄養学科の主なプログラムの様子をお伝えします。
学科紹介:実際に入学してから卒業するまで具体的にどのように学びを深めていくのかという道筋としてのカリキュラムの説明に加えて、管理栄養士に期待されている役割や意義について、また、卒業後の多岐に亘る分野での本学科卒業生の活躍について説明しました。
基礎学力試験対策:推薦入試を受験する人たちを念頭に置いて、基礎学力試験で測られる力とその準備のために必要な知識・スキルについて、実際の入試問題を実例として使いながら解説しました。生物や化学についての英文を読むときに鍵となるポイントについて具体例を交えて説明し、同時に英語そのものの持つ特徴をうまく捉えて「賢く読む」方法についても伝授しました。当日は、2014年度~2021年度の過去問全問と、昨年度の基礎学力試験の解答も配布しました。
学科カフェ:食物栄養学科の教員や在学生によるテーブル毎の個別相談で、入試に向けた準備についてや、入学後の学習や生活、管理栄養士としての仕事の実態や将来性、食物栄養学科に入学した場合の様々なキャリア選択、等について受験生・高校生向けのスペースと保護者向けのスペースを用意してじっくりと質問や疑問に答えました。
体験型学習「微生物とともに暮らす」:私たち人間は実は腸内細菌とともに生きる存在であり、「腸内フローラ」と呼ばれる腸内環境によっても「個性」があり、腸内フローラ次第で痩せ型になったり肥満になったり、まさに「人生が変わる」ことになります。当日は、そうした細菌(微生物)の中でも面白い特徴を持った麹菌、大腸菌、枯草菌(納豆菌)などを実際に観察したりニオイを感じてもらったりしました。また、新型ウイルスについても生物学的な視点から考える時間となりました。
食物栄養学科では、今後もオープンキャンパスやその他の機会を通じて、管理栄養士の魅力や食のプロとして社会に貢献する意義について発信してまいります。(参加者の皆さまからいただいた感想を最後に共有させていただきます。)
<参加者の感想>