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    学長挨拶

     ようこそ藤女子大学のホームページへ!クリックしていただいたことを、ご関心の証と受け止め、大変うれしく、心強く思っています。ありがとうございます。
     本学は、国内に18校、世界中に数百校数えるカトリック大学の一つです。もとよりカトリックとは普遍的という意味ですが、5世紀以降のローマ帝国では、比較的少数のユダヤ教に加えて、公認された宗教がキリスト教だったので、まさにキリスト教が普遍的な宗教だ、というのが本来の理解でした。時が経つにつれて、キリスト教も色々なグループに分かれてしまいましたが、ローマ教皇を最高責任者と仰ぐ古来のカトリック教会が最大です。
     藤女子大学の建学の理念は、キリスト教的世界観や人間観です。それは、2000年以上の歴史に培われ、現在も世界各地で多くの人々に共有されているカトリック教会の伝統であり価値観です。その要は、一人ひとりの人間は神の似姿であり、それゆえに、まさしくオンリーワンの一個人として、侵すべからざる尊厳をもつ、という考えです。ですから、藤では一人ひとりの学生は、かけがえのない存在として大切にされ、才能や能力が最大限に増進されるように、教職員が一丸となって努めています。
     カトリック大学であることから、創立当初より国際色豊かな大学である、というのがもう一つの特徴です。教員の中には外国人がいますし、外国人留学生をも受け入れています。また、海外の複数の大学と留学協定を結んでおり、一年間あるいは一学期、派遣される日本人学生は語学習得だけでなく、学部の正規の授業に出席して学ぶことができます。加えて夏休みや春休みには一週間から4週間までの短期プログラムも用意されています。今後ともカトリックという世界規模のネットワークで、留学生の受け入れ、送り出しをさらに充実させていきたいと考えています。
     本学は小規模の大学ですので、教職員と学生との触れ合いに恵まれています。今年4月、学長に就任して以来、学生主体の活発なキャンパス、という実感が深まっていきます。特に、課外活動の衰退が言われる中、本学では北16条、花川の両キャンパスで4割以上の学生が楽しく課外活動をしています。もちろん勉学にもしっかり励んでいます。その証は、学生一人当たりの図書貸し出し数が毎年ベスト10の上位に入っている、ということでしょう。
     藤学園のモットーに従って、「一人ひとりの咲くべき花を咲かせよう~うつくしく、やさしく、しなやかに~」、学生たちが自主的に、かつ能動的に学べるように、藤女子大学は全力を尽くして応援いたします。

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    学園の設立母体である修道会について

     本学の経営母体である藤学園は、殉教者聖ゲオルギオのフランシスコ修道会を設立母体としています。この修道会は、1869年にオランダとの国境に近い北西ドイツの小村テュイネにおいて、ゲルハルト・ダル神父およびシスター・アンゼルマ・ボップによって創立されました。
     この修道会の精神は、アシジの聖フランシスコの会則に基づいており、聖フランシスコを修道会の精神的父とし、最初から病人のお世話や子供たちの教育を行い、その他、求められるままに様々な仕事を行っています。
     その後、ドイツ各地、オランダ、日本、アメリカ、インドネシア、タンザニア、ブラジルにおいて、教育・医療・福祉の分野での奉仕活動が始まりました。
     日本には、1920年に3人のシスターたちが到着したことから始まります。1914年7月に4人のシスターが一度ドイツを出発しましたが、途中で第一次世界大戦が勃発して帰国せざるを得なくなりました。
     第一次大戦終了後、再び1920年5月に3人のシスターがドイツを出発し、8月14日に横浜に上陸しました。8月18日に札幌に第一歩をしるし、その後の藤学園の土台が築かれました。
     早速、学校設立の準備を始め、アメリカの篤志家たちから善意の寄附をいただき、来日5年後の1925年4月に「札幌藤高等女学校」を開設することができました。これは当時の北海道における唯一の5年制高等女学校であり、藤学園の始まりになりました。
     以来、日本では主に北海道において教育と福祉の分野で奉仕活動を行っています。