資料請求

【人間生活学科】羊の毛刈り体験・その後④

5月の羊の毛刈り体験後、いただいた羊毛を用いて「衣環境実験」の授業で活用しています。その様子は下記をご参照ください。

今回は、特別講師として、札幌芸術の森・染色分野専門員 大賀千尋先生をお招きし、羊毛をフェルト化させ小物づくりに挑戦しました(羊毛は市販品を使用しました)。
羊毛を布にする際、「羊毛→糸→織物」の他に「羊毛→フェルト」という方法があります。フェルト化の簡単な工程は①羊毛選び→②型に合わせて羊毛を置く→③洗剤液をかけてこする→④強くこする→⑤形を整える→⑥乾燥・完成です。学生たちはミトンとポシェットを完成させました。

①羊毛選び
まず、使いたい羊毛を選びます。色の組み合わせを考えて、わくわくする時間です。

<!--$alt-->

②羊毛を型に合わせて薄くたてよこに並べる
次に、型に羊毛を置いていきます。と、簡単そうですが、羊毛を引き取るのにはコツが必要です。むやみに力づくで引いてもダメです。

<!--$alt-->

繊維を労りながら、優しくふわっと置いていきます。

<!--$alt-->
<!--$alt-->

引き取った羊毛を、よこ、たて、よこ、たてと繰り返し、型に置いていきます。

<!--$alt-->

③洗剤液をかけてこする
置き終えたら、チュールをかぶせて、洗剤入りのお湯をかけます。あんなにふわふわだった羊毛が、このようにペシャンコになりました。

<!--$alt-->
<!--$alt-->

④強くこする
さて、ここからが力勝負の時間です。石鹸で滑りをよくして、体重をかけてこすります。

<!--$alt-->

ただただ、ひたすら・・・

<!--$alt-->

こすり続けます。

<!--$alt-->

このように、羊毛をフェルト化させるには、「熱」「摩擦」「アルカリ」が必要です。
(熱:お湯と手の平の熱 摩擦:ひたすらこする アルカリ:洗剤入りのお湯)

お好みで、模様をつけることもできます。模様をつける際にも、こすります。

<!--$alt-->

羊毛がフェルト化されたら、ハサミを入れて型を抜き取ります。

<!--$alt-->

どきどきしますね。

<!--$alt-->
<!--$alt-->

型を取り出しましたが、あれ?大きすぎではありませんか。

⑤形を整える
これから、羊毛を水で洗ったり、しぼったり、綿棒で転がしたり、繰り返し、痛めつけます。すると、だんだん、縮んでいくのです。

<!--$alt-->

ひたすら、力勝負です。こすって、たたいて、洗っての繰り返し。

<!--$alt-->

すると、こんなに!!

<!--$alt-->
<!--$alt-->

⑥乾燥→完成
新聞紙を詰めて、乾かして完成です。
 
完成まで約180分、頑張りました。おのおのが冬にぴったりなミトンとポシェットを完成させました。
このようなあたたかみのある風合いは、羊毛のもつ得がたい特徴の一つです。
大賀先生、ご指導いただきありがとうございました。

<!--$alt-->
前のページへ 一覧へ戻る 次のページへ
Page TOP