2016年4月2日に藤女子大学入学式が挙行され、文化総合学科では、第17期生として新入生94人を迎えることが
できました。

入学式の後、主任の真鶴俊喜先生(法学)が挨拶を行い、学科の専任教職員を紹介しました。また、昨年度はイ
タリアで研究休暇を過ごされた渡邉浩先生(西洋史)、新しく赴任した図書館情報学課程の平井孝典先生からも挨
拶がありました。なお、第17期生の学年担任は伊藤明美先生(異文化コミュニケーション論)です。
4月9日までの間は、学科による履修ガイダンスや、教務部(課)、学生部(課)、教職課程をはじめとする各種
課程による指導が行われ、金曜日にはサークル紹介をかねた新入生歓迎行事も行われました。毎年のことですが、
新入生にとっては大変ハードな1週間だったと推察します。


4月16日、17日には、花川キャンパスにあるセミナーハウスで宿泊研修が行われました。この研修は、教員と学
生、そして学生同士の交流を深めることを目的として、学科が設立された2000年から行われており、新入生から
は、毎年、好評を博しています。
今年は、はじめて週末に開催されることとなり、初日となった土曜日午後には、10人程度のグループに分かれて
花川キャンパス巡りを行いました。幸いお天気にも恵まれ、学生たちは5万坪の広大なキャンパスを楽しんでいた
ようでした。


セミナーハウスに戻ってからは、教員・学生の自己紹介が行
われました。それぞれの特技なども紹介され、笑顔の絶えない
楽しい時間となりました。その後、就寝までの時間は、それぞ
れが自由におしゃべりをしたり、お風呂に入ったりしながら過
ごしました。


マリア院見学の後は、「基礎演習」です。「基礎演習」と
は、1年生向けの演習(ゼミナール)で、大学での勉強の仕
方、研究報告の方法などを学びます。文化総合学科の基礎演習
は、いわゆる生活指導の役割を兼ねていることが特徴で、それ
ぞれのゼミ担当教員が、「担任」のような役割を果たしていま
す。
文化総合学科に入学したみなさんが、大学での学びや友人、
サークル活動等をつうじて、知的に、また、人格的に大きく成
長できるよう、教職員一同最善を尽くすつもりでおります。こ
れからの4年間、どうぞよろしくお願いいたします。