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課程について

課程

教職課程

1年次から取り組む充実のカリキュラム

本学は、創立当初から多くの卒業生を教師として送り出しています。2011年3月卒業生では、公立・私立校への正式採用および期限付き・臨時採用などで20名近くの学生が教職に就いています(保育学科は除く)。また、文学部・人間生活学科ともに、毎年多くの学生が教員免許を取得しています。

本学の教職課程の特色は、1年次から教職に関する科目が履修できることです。「教えるとは何か?」という教師としての心構えから、具体的な指導技術まで4年間でしっかりと身につけていきます。また、4年次に実施される「教育実習」に向けた事前指導も計30コマの授業を設け、手厚い指導を行っています。

人間生活学部では人間生活学科での中等教育関係教職のほかに、食物栄養学科の栄養教諭、保育学科の幼稚園・特別支援学校教諭など、高度な専門知識を持った教師の育成で多くの実績をあげています。

取得可能な教員免許
文学部 英語文化学科 高等学校教諭1種(英語)
中学校教諭1種(英語)
日本語・日本文学科 高等学校教諭1種(国語・書道)
中学校教諭1種(国語)
文化総合学科 高等学校教諭1種(地理歴史・公民)
中学校教諭1種(社会)
人間生活学部 人間生活学科 高等学校教諭1種(家庭・福祉)
中学校教諭1種(家庭)
食物栄養学科 栄養教諭1種
保育学科 幼稚園教諭1種
特別支援学校教諭1種

※保育学科の幼稚園教諭1種と特別支援学校教諭1種については履修科目・実習等のカリキュラムが異なります。食物栄養学科の栄養教諭も3年次で実習を行うなどカリキュラムが違います。

教職課程の主な流れ(中等教育の場合)

4年次 教育課程の総仕上げとして「教育実習」に臨みます。後期にまとめの授業として「教職実践演習」を行い、4年間の授業などをふりかえります。

図書館情報学課程

グローバルに活躍する情報スペシャリストになる

本学の図書館情報学課程は、伝統的な図書館業務にとらわれず、「より良い情報サービス」という視点から、社会のさまざまな場面で活躍する情報スペシャリストの育成を目指しています。

本課程授業が全学科共通で2年次から3年間、ステップアップ方式で展開しています。グループ学習や学内のインターネット環境を効率的に用いた授業に取り組んでいます。

グループ学習では図書館の種類別に、それぞれの図書館の現状や求められる役割などについて調査・考察します。最近はパソコンやインターネットによる新しい情報活用が社会生活にも普及しているので、実際の図書館における活用の現状にふれることも大切にしています。また、広く図書館などの協力を得て、インターンシップや企画参加による演習も行っています。

さらに、外部講師を招いて特別授業や公開講座も開いています。研究者だけでなく、図書館、新聞社、電子出版、インターネットサービス会社など幅広い情報産業に関わるトップの方々から、情報マネジメントの最先端の動向について学ぶ機会が与えられています。

グループ研究テーマの一例
公共図書館グループ 保存管理と情報提供サービスの視点から
児童図書館グループ 児童に対する絵本サービスについて
学校図書館グループ 学校内外に向けた活動と授業での活用法
議会図書館グループ 議会図書館の役割
点字図書館グループ 点字図書館の成り立ち
刑務所図書館グループ 刑務所図書館のシステムについて

日本語教員養成課程

日本語を母語としない人に日本語を教える

日本語を母語としない日本語学習者は、世界で数百万人いると言われています。グローバル化が進む中、日本や日本語・日本文化に関心を持ち、日本語でコミュニケーションしたいと望む人々が世界各地で増えているのです。

本学では、このような国際的要請に応えるため日本語教員養成課程を設置しています。教員免許のような公的資格とは異なりますが、所定の単位を修得すると修了証書が授与されます。課程を修了し、日本国内外の大学や日本語教育機関で日本語を教えている卒業生もいます。

本課程の特徴は、本学に北海道大学の留学生を招いて国内実習を、協定校である台湾の輔仁大学日本語学科で海外実習を行うことです。

「日本語を母語としない人に日本語を教える」という体験は、実践的な能力を身につけるとともに、海外の人々との交流を深め、日本語という言語を改めて見つめ直す機会を与えてくれます。

日本語教員養成課程の主な流れ

※本課程は原則的に2年間のコースです。

2年目 ■教授法に関わる授業を履修し、外国語の学習方法や指導方法について考えます。
■日本語学習者をサポートする活動に参加します。
■国内実習・海外実習を行います。

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