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名畑 嘉則 教授
Yoshinori Nabata

■所属学科:日本語・日本文学科

専門分野

中国哲学研究

自己紹介

 専門分野は中国思想史です。
 近代以降、日本人は急速な西洋化の道を辿ってきたと言われます。しかしもちろん、いきなり西欧風の「近代的思想」を獲得できたわけではありません。西欧の思想・文化を受け入れる土台には、実は「近世的思考」が存在したのです。「近世的思考」とは、要するに、朱子学に代表される中国由来の儒教的≪理≫の思考です。これは、宗教的信仰に本づくものでもないし、慣習的「伝統」を無批判に是認するものでもない(イメージとは違って)、いわば人間の ≪理≫性を基準にした世界認識を可能にするものだった、と言えます(その≪理≫がなお「道徳」としっかり結びついていたのは確かですが)。こうした、東アジア近世における共通の思考基盤となった「朱子学」の成立と展開の過程について考えることを当面の研究課題としています。
 担当する授業には、漢文文献の読解・調べ方の習得を目的とする訓練・演習系の科目の他に、講義系の科目もあり、「日中間における近代化過程の相違とその由来」、「東アジア共通の思考基盤となった中国的世界観」等々年度ごとに様々なテーマを立てて展開しています。

講義・演習

漢文学a:「漢文」へのアプローチ

漢文学b:「漢文」の世界に触れる

日本文化論演習ⅠC:「同訓異字」を考える

漢文学演習Ⅱ:漢詩の世界に分け入る

卒業研究ゼミⅠ・II:漢文資料研究

主な業績

主な論文

程頤『易伝』に見る「公」の思想(『中国哲学』33)

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