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関谷 博 教授
Hiroshi Sekiya

■所属学科:日本語・日本文学科
■メールアドレス: sekiya@fujijoshi.ac.jp

専門分野

日本近代文学

自己紹介

 自転車はこぎ続けていなくては倒れてしまいます。同じように、近代産業化社会も”作っては壊し”(scrap and build)をー進歩の名の下にーし続けることで成り立っています。もちろんそんなことを続けていたら、いつか資源枯渇と廃棄物の山に埋もれてしまうのは明らかですから、その前になんとか人間の力で、このしくみを変えていかなくては・・・・と、たぶん誰もが感じ始めてはいるはずなのですが、ただこの自転車操業的破滅まっしぐら社会はその中にとり込まれている限りではかなり快適なので、「進歩を夢見ながら永遠にこのままでいたい」と願ったりもするわけです。ナウシカをはじめとして、アニメ的想像力が得意とする主題は、こうした奇怪な願望とどう闘うかだと言っていいと思っています。
 明治時代は日本が以上のような近代社会に向かって急速な自己変革を始めた時期に当たっています。その時代を生きた人々は、来るべき新社会を珍奇なものを見るように眺め、時に喝采し、時に危惧の念を抱いたようです。彼らの行動や思いを文学テクストなどを通じてたどってゆくと、今日の社会の”外”で生きることの楽しさや困難さが伝わってきます。しかしそれらは、いずれにしてもとても人間的で、それに較べて現代人の生はなんと非人間的か、と思い知らされることもしばしばです。明治文学を、そのような発想転換の契機となるよう読んでゆきたい、と心掛けています。

講義・演習

近現代文学A:<都市>空間の文学

日本文学講義Ⅱ-E(近現代文学研究A):男女のしかた

日本文学概論b:近世から近代へ

近現代文学演習ⅠA:児童文学というジャンル

日本文学演習ⅡE:漱石『永日小品』の世界

卒業研究ゼミⅠ・Ⅱ:テクストの鼓動にふれる

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