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Messages from teachers and students

教員からのメッセージ
他人行儀にならずに
木村信一教授
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19世紀前半のアメリカ文学が講義の中心です。独立宣言が書かれ合衆国が発足して間もない時代のアメリカ社会は活力にあふれ、とても柔軟でした。ポー、ホーソーン、メルヴィル、ソロー、エマソンなどの個性的作家がひしめき、それぞれに斬新で弾けるような作品を数多く残しました。米文学史のうえでも無二の活力を発散した時代です。一方、新しく生まれた共和制社会の中で人心が大きく揺らいだ時代でもあり、南北対立、黒人や先住民の虐待、メキシコ侵略戦争など、アメリカの将来に先送りされる深刻な問題が量産される時代でもあります。演習や講義ではこの時代のテクストを取り上げ、その向こう側にいる、時代も地域も異なる人たちと心と身体のあり方を想像しながら、アメリカという国の原点について考えたいと思います。とっつきにくい作品もありますが、テクストにたいして他人行儀にならずに、大胆に自分にひきつけながら読んでほしいと思います。

意識しないで使っている、ことばを「意識」する
新井良夫教授
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英語の「one」は日本語の「ワン」と同じ音ではありません。語尾の音が異なります。人間のことばは音から始まりました。そして幼児が母語を覚えるのは文字からではなく音からです。ことばは音で脳に記憶されているわけです。外国語の音を聞くと、幼児から記憶している母語の音に置き換えて聞くので聞き間違えが起こります。学生の頃英語の音をなぜか「きれいだな」と感じて以来、言語音の比較に興味を持ってきました。そして外国語習得での音の役割もわかってきました。私達はことばを無意識に使っていますが、小さなことをきっかけに意識してみてください。するとそこには、とても魅力的なことばの世界が広がっていることに気づくことでしょう。

在学生からのメッセージ
「喋りたい」から「使いたい」へ
T.N(4年)

もともと英語は好きで自分でも色々と勉強していましたが、1年の時にESS(English Speaking Society)に入部してから、ますます英語を勉強するようになりました。ESSで開催されるスピーチ、ディスカッション、ディベートの各種大会に出場し賞を獲得するには、基本的な英語力は当然の事、更にそれぞれの競技に固有な知識の習得や高い能力が不可欠でした。英語が流暢に話せればそれでOKだと思っていた私は、「英語を話せるだけでは何の使い物にもならない」事をこの時初めて痛感しました。 これが契機となり、「英語を上手に話したい」から「英語を使って何かしたい」と考えるようになりました。ESSの各大会にはとにかく全て参加し、英語を使って考え、それを英語で発言し、更に相手からの意見に自分の考えを返すという訓練を地道に積んで行きました。 その甲斐あってか、3年の夏休みに大学代表として出席したオーストラリアでのASEACCU国際会議では、「キリスト教的側面から見た生命倫理」というテーマの下、アジア各国から集まった学生達と自由に英語で意見を交換し合い、命への価値観を深めるという大変素晴しい学びを経験する事が出来ました。そこで出会ったインドネシア人の友人とは今でも電話やメールをやり取りする仲ですが、「互いに英語を母語としない者同士が英語で通じ合えている」ことを思うと、ああ、英語をやっていて本当に良かったな、と心から感じます。

アメリカへの長期語学留学
I.I(4年)

私は大学在学中に兼ねてから希望していた長期語学留学を実現させることができました。留学先は本学提携校、アメリカのほぼ中心部カンザス州にあるベネディクティン・カレッジです。留学前は、実際に自分の英語を試してみたい気持ちや、異文化の新しい習慣の中で生活することへの期待に胸を膨らませていました。また同時に、何が起こるかわからないという漠然とした不安もありました。留学中は、思うように意思疎通できないもどかしさや、食べ物や生活の違いに慣れるまでストレスを感じることも多くありました。しかし、大学生活・寮生活・休暇中のホームステイを通して出会うことのできた方たちに恵まれていたことが生活するうえで心の支えとなりました。留学生活は意外とあっという間で、やっと現地の生活に慣れてきた頃に終了しました。実際に生活してみて、語学力がどれだけ不足しているのか、人とのコミュニケーションの図りかたなど改善すべきことに気づくことが出来ました。そして、まだまだ留学中にやり残したこともたくさんあります。この留学経験を通して得ることの出来たものを、これからの生活に活かしていこうと思います。

台湾での貴重な経験
H.N(4年)

大学入学以前から、台湾をはじめとするアジア圏に興味があったので、大学の交換留学制度を利用して台湾の輔仁(フジェン)大学へ留学しました。英語と違い、大学から始めた中国語は、まだ学習歴も浅かったので、留学当初は言葉の壁で落ち込むこともありました。しかし、今思うと、英語圏では味わえなかったであろう経験だったのではないかと思います。また、想像以上の多国籍の学生との交流(寮ではルームメイトが前期はスウェーデン人、後期は台湾人でした)、日本から同じ目標を抱いてやって来た学生との出会い、現地学生のサポートなど、語学以上に得ることもたくさんありました。英語文化学科に所属しながら、アジア圏という未知の世界を経験できたのも藤女子大学だったからだと思います。アジア圏も英語圏とは違った魅力がありますよ。

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