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伊藤 明美 教授
Akemi Ito


■所属学科:文化総合学科
■オフィスアワー: 未定

専門分野

異文化コミュニケーション論、英語教育論

研究テーマ

グローバル化時代のコミュニケーションと平等、ジェンダー間コミュニケーション、国際共通語としての英語とコミュニケーション、留学経験とコミュニケーション

自己紹介

 学部では言語学(Linguistics)を、また大学院では二言語・二文化間教育(Bilingual and Bicultural Education)を学びました。どちらもアメリカ合衆国の大学で勉強しましたが、私が滞在していた頃は、共和党政権が軍事費を拡大するかたわら、大幅に福祉・教育予算を削減し、マイノリティ集団(すなわちアフリカ系アメリカ人、ヒスパニック、もちろんアジア系も)とマジョリティ集団の軋轢が深まっていた時期でした。おそらく、そういった時代背景が異文化間のコミュニケーションやTESL(英語を母語としない人々への英語教育)について学ぶ動機を与えてくれたのだと思います。アメリカでは、アラバマ州、カリフォルニア州、そしてアリゾナ州に暮らしましたが、いずれの土地も多様な文化・民族集団がそれぞれの良さを生かしながら共存することの難しさ、また素晴らしさを体験させてくれたように思います。異文化コミュニケーションという学問は、異なる文化背景を持つ人々のコミュニケーションに生じる問題点を明らかにし、その成立条件を探ることが目的ですので「外国人」として過ごしたアメリカでの生活体験そのものも私の研究を深めてくれたと思っています。帰国後は、仕事やプライベートでアジア諸国を訪ねる機会が増え、ますます異文化コミュニケーションという学問のおもしろさを感じています。

講義・演習

「現代社会」基礎演習A(1年、前期・後期[同一内容])

異文化間のコミュニケーションに関する身近なテーマを題材に、情報収集や分析の方法などを学びつつ、プレゼンテーションに必要な資料の作り方や大学でのレポートの書き方、発表の仕方などを学びます。

異文化コミュニケーション=異文化コミュニケーション論a(1年、前期)

これまで蓄積された主要な研究や理論を、日本人の異文化コミュニケーション実践と照らし合わせながら検討します。

異文化コミュニケーション論入門= 異文化コミュニケーション論b(1年、後期)

多文化化する社会における異文化コミュニケーションの課題と、多文化共生に必要な視点や具体的対応について考えます。パワーバランスとコミュニケーション、文化的アイデンティティ、コミュニケーション倫理などの問題について理解を深めます。

異文化コミュニケーション特講B-c(2・3・4年、前期)

多文化化する社会における異文化コミュニケーションの課題と、多文化共生に必要な視点や具体的対応について考えます。パワーバランスとコミュニケーション、文化的アイデンティティ、コミュニケーション倫理などの問題について理解を深めます。

異文化コミュニケーション特講B-d(2・3 ・4年、後期)

実践を通して、グローバルコミュニケーションで必要とされる自己呈示の在り方を検討します。

異文化コミュニケーション演習A-b(2・3年、通年)

学生による研究発表が中心です。各自、異文化コミュニケーションに関わるテーマを設定して先行研究を整理し、その後、簡単なアンケートや面接調査を行い、分析結果を報告します。

異文化コミュニケーション卒研演習(4年、通年)

研究テーマに基づいた先行研究レビューと実証調査の分析結果を報告しあい、議論を通じて考えを深め、大学4年間の集大成としてよりよい卒業論文の完成をめざします。

主な業績

主な業績

「ジェンダー間コミュニケーションに関する一考察―異文化コミュニケーションの観点から」(2003)『藤女子大学紀要 第Ⅰ部』第40号、藤女子大学
「異文化コミュニケーションにおける共感―二元論的自己理解を超えて―」(2004)『多文化関係学』Vol.1 多文化関係学会
「セクシュアル・ハラスメントに対する女性の態度について―異文化コミュニケーションの視点から―」(2009)『藤女子大学紀要 第Ⅰ部』第46号、藤女子大学
「コミュニケーションの平等と国際共通英語について」(2011)『多文化関係学会10年記念誌』多文化関係学会
『異文化コミュニケーション事典』(2013)編集・執筆、春風社
「多文化共生に向けた異文化コミュニケーショントレーニング(ICT)の試み―改訂版Outside Expertの実践と参加者の学び」(2014)『藤女子大学紀要 第Ⅰ部』第51号

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