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教員からのメッセージ
今の「わたし」から、一歩前に進みたい皆さんへ
伊井義人

 自分の思い描いたプランを実現する。
 そのためには、さまざまな試行錯誤が伴います。上手く行った経験だけではなく、失敗した経験も高校生の皆さんにもあるかもしれません。自分のやる気や努力はもちろんですが、まわりの友達や先生、そして家族に協力してもらうことの重要性を実感した人もいるでしょう。
 プロジェクトマネジメント専修では、皆さんが考えている身近なプロジェクトから、自分の生まれ育った街を良くしたいというソーシャルプロジェクトまで、自分の思い描いた計画を周囲の人の協力を得ながら実現していくスキルを学びます。
 自分だけではなく、周りの友人や家族など、一人でも多くの人たちが楽しく生活できる環境を作っていきたい、そして、そのための一歩を踏み出してみたい方と一緒に学ぶことを楽しみにしています。

「生活」は夢や目標を支えている
長尾順子

 高校生のみなさんの中には,自分の将来に対して具体的なイメージを持っている方,あるいは「このままでいいのだろうか」と漠然とした不安と焦燥感を持っている方,様々かと思います。今後皆さんがどのような道を歩まれるにしても,もっとも重要なことは,まずは自分の生活の基盤をしっかりと構築することです。つまり,衣食住・家庭経営の知識や技術が必要なのです。本学科における学びは,あなたの将来の選択肢を広げてくれるに違いありません。いっしょに学べるのを楽しみにしています。

生活の大切さを教える職業 —家庭科教員の育成—
岡崎由佳子

 多様なライフスタイルが広がる現代社会において今,「生活」を深く知ることが注目されています。家庭科は,被服,食べ物,住まい,家族,家計など,生徒が将来自立して生活していくために大切なことを教える教科です。生活リズムをつくる,一日三食食べる,服を大切に扱う,住まいを整える,家計を管理するなど,日常生活を確立してその質を高めることは,学業や社会生活の充実へとつながります。そのため,教育現場で家庭科教員の担う役割は大きいと考えられます。
 本学科では,「高等学校教諭一種免許状(家庭)」と「中学校教諭一種免許状(家庭)」が取得できます。座学の講義に加え,実習,実験,演習など様々な形態の科目を設けており,これらの履修をとおして家庭科教員になるために必要な資質を身に付けていきます。また,毎年「家庭科教育研修講座」を開講しており,本学科を卒業した後も研修や交流が行える機会を設けています。

「自分」と「他者」を尊重し、「潜在的可能性」を追求すること
小沼春日

 「ありのままの自分」が好きですか?どんな人もかけがえの無い存在です。時として私たちは自分の欠点が気になる、自分が嫌い、他者を受け入れたくない・・・そんな葛藤を抱えることがあります。世の中には様々な考え方を持つ人間が存在し、お互いに影響を与え合いながら生きています。だからこそお互いを尊重し支え合える関係が必要になってきます。他者を尊重すること、それはまず「自分を尊重」することから始まると思っています。 
 社会福祉の現場で活躍するソーシャルワーカー(社会福祉士)に、今、求められている大切な資質が、この「自他の肯定」です。そのためにも自分と他者の「潜在的可能性」を信じ続けることがスタートです。

自分の価値観と向き合う―社会福祉の専門職をめざして
若狹重克

 貴女が大切にしていることは何ですか。人はそれぞれの人生における経験から、その人独自の考え方をもつようになります。それが価値観です。そして、それはその人の行動に強い影響を与えます。つまり日常生活における言動や態度として表れるのです。 
 人間生活学科における社会福祉の学びでは、「人権」や「社会正義」などの専門的な価値と倫理について理解していくことが求められます。しかしそれは、慣れ親しんだ自分のものとは違う場合があります。大学での学びをとおして自分の価値観と向き合うことによって、ソーシャルワーカーとしてのスタート地点に立ってみませんか。

在学生からのメッセージ
家庭科の魅力を伝えられる教員をめざして
A.K(4年)

 人間生活学科に入学しようと思ったきっかけは、被服製作に興味があったのと家庭科が好きで、もっと学べる学科はどこだろうと探しこの学科に出会いました。
大学では生活科学と社会福祉という分野を専攻しています。生活科学は家政学を基盤としています。衣食住はもちろんですが、家族の在り方や消費生活における問題など内容は多岐にわたっています。社会福祉では共生社会を築くための法制度などの基礎知識や、人とのかかわり方を学びます。二つの分野に共通していることは今の生活や社会をもっとよくするためには、自分は何ができるだろうと考え、それを実現するための知識と技術を身に着けるところです。自分が専攻している内容と現代の社会が密接に関わっていて、学んでいることが生活や社会に役立っているかも!と感じられます。
 また、大学で学ぶなかで高校の家庭科の教員になりたいという気持ちも強くなりました。私は高校時代、「自立した生活」からかけ離れた生活をしていました。今までの自分の生活を反省すると同時に、生活力を身に着けるためにも高校で家庭科を学ぶ重要性に気が付きました。そのために、生活により密着した内容を授業で展開することを心がけ、ニュースや雑誌や本などから授業のテーマとなるものを探したり、常にアンテナを張れるよう意識しました。生徒が家庭科の魅力を感じられるような授業ができる教師になりたいと思っています。

様々な経験から成長させてくれた「ソーシャルワーク実習」
N.S(4年)

 私が本学科で社会福祉を学びたいと思ったのは、祖母が車いす生活になった際に支えてくれたソーシャルワーカーに魅力を感じたことがきっかけでした。入学後、どの講義や演習も興味深かったのですが、特に、私に魅力を感じさせ、私自身を成長させてくれたのは、「ソーシャルワーク実習」でした。
 この実習に行くまでの私は、「自分の家族に福祉サービス・支援が必要となった際に役立つことができれば」と思っていました。しかし、実際に高齢者デイサービスセンターの実習に励んだことで、ソーシャルワーカーという専門職に非常に魅力を感じ、福祉職に就きたいと思うようになりました。
 この実習成果である「ソーシャルワーカー」の「専門性の理解」を起点として、さらにソーシャルワーカーとしての力量を高めたいと思い、4年次に専門実習(病院)に取り組みました。今まで自分が積み上げてきた知識・技術をフルに活用し実習に臨んだことによって、専門家として葛藤が生じた際の対処方法、医療ソーシャルワーカーの専門性等、多くの学びを得ることができました。またこの間、実習報告書のまとめ方・プレゼンテーションの方法等についても、格段に成長できたことを実感しました。
 私は、様々な経験から人としても大きく成長でき、本学科に入学して良かったと心から感じております。卒業後は、人間生活学科での学びの成果を生かし、複雑な問題を抱えている方達が、思う存分その人らしく生活を送ることを支援できる社会福祉士になりたいと思っています。

ユニバーサルな映像作家を目指して
H.U(4年)

 私は、高校生の頃から映像制作に関心がありました。ですが、それを中心に将来の進路を考える度胸もなく、とりあえず何でもできそうな藤女子大学人間生活学科に入学しました。入学して現代家政専修の授業を受ける中で、生活周期や生活環境のよって様々な生活課題が発生することを意識するようになりました。社会福祉専修の授業を履修すると、とくに障がい者にとって、生活課題が切実な生活危険として迫ってくることを知りました。そのなかで、耳の不自由な方々にとって感受することのできない生活危険音を映像的に表現できないのか、という課題に行き当たりました。もちろん、誰かが部屋に入ってきたという状況を、ドアが開いた、しかも知らない人といった具体的なレベルで表現することは、簡単にできますし、すでにそのような仕組みはあります。私が挑戦したのは、生活を豊かにするような映像表現の中にそれを潜ませることです。それが可能なら、障がいのある方の生活の質が向上すると考えたからです。
 そのような時に、プロジェクト・マネジメント専修の、映像表現に関する授業や、対象者の抱える問題をクリアにする社会調査に関する授業を受講することができました。私が考えていることを具体化するのに必要なワークショップ・デザインやプロジェクト・マネジメントについて学ぶ授業を受けることができました。私は現在、映像作家を目指しています。在学中に、プロモーションビデオの受注を得ることもできました。現在では、障がい者にも健常者にも共感できるユニバーサルな映像表現の可能性を、実作を通して追求しています。ヨーロッパにはすでに先達がいます。それに負けないように頑張っていきます。
 

課題を見極め、自分たちでプロジェクトを立ち上げることの面白さ
Y.Y(4年)

 プロジェクトマネジメント専修では、地域や生活に関する課題を発見し、解決するための技法を中心に学びました。課題の所在を見いだすために、他専修や他学科の科目を積極的に受講することを求められます。私の場合は、食の分野に関心があったので、現代家政専修の食領域の授業や食物栄養学科の授業などを積極的に受講しました。そのなかで、食に関する情報を社会に発信する仕事にしだいに興味がわいてきました。具体的にいうと、北海道は、食糧資源の品質はよいものの、加工分野(食品工業、調理)で見劣りするのではないかということです。そこで優れた取り組みを発掘し紹介する仕事ができないものかと、考え始めたということです。自分たちでプロジェクトを立ち上げる実習の授業でも、この課題に取り組みました。現在では、食品流通関係の企業や業界紙、消費者組織のなかでこうした仕事ができそうな所に就職しようと頑張っています。

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