人間生活学科のアドミッション・ポリシー
●学科のめざしているもの
プロジェクトマネジメント・社会福祉・現代家政の3専修の専門科目群をつなぎ合わせ、 学生本人の関心やテーマに応じて学びます。
人間の多様性を活かし他者と協働した学びの場の企画・運営をめざす「プロジェクトマネジメント」、さまざまな状況にある人びとを支え共生社会の構築をめざす「社会福祉」、人間の生涯発達における生活課題の発見と解決をめざす「現代家政」の3専修を通して実践的能力を培い、自分の生き方を高め、他者を支援し社会に貢献する人材の育成を目標としています。
●学科が求める人材
○ 人間の持っている多様性を尊重する人
○ 自分や他者の生き方の質の向上と社会貢献に関心のある人
○ 日常生活の「なぜ」を大切にし探究したい人
○ 社会福祉士、中学校・高等学校での家庭科・福祉科教育に関心のある人
●高等学校で学んできてほしいこと
教科「家庭」「国語」「英語」の学習を通して、生活を科学的に理解し、人間関係の基礎となる理解力・表現力を磨くことが大切です。さらにそれらの能力を基に社会系・理数系の学習を通して、現代社会の問題や人間としての生き方を考える力を養ってください。



●アドミッション・ポリシーに基づく入試方法
◇一般選抜入学試験(A日程)
全学共通入学試験(3科目)では、英語、国語のほかに、選択科目群の中から得意とする1科目を選択し、 これらの基礎学力を総合的に評価します。
学科特化入学試験(2科目)では、国語のほかに選択科目群から得意とする1科目を選択しますが、この中に家庭が含まれており、家政学の学習内容に興味のある受験生も受け入れるようにしています。
両試験(3科目・2科目)において、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」を確認します。また調査書によって「主体性を持って多様な人びとと協働して学ぶ態度」を確認します。
◇大学入学共通テスト利用入学試験(A日程・B日程)
教育目標や教育内容への関心と学習意欲があれば、もっとも基礎的な領域の学力によって受け入れるようにしています。
A日程では、国語と英語で評価します。
B日程では、国語、英語の何れかと、地歴・公民、理科、数学の何れかとで評価します。
両試験(A日程・B日程)において、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」を確認します。また調査書によって「主体性を持って多様な人びとと協働して学ぶ態度」を確認します。
◇学校推薦型選抜入学試験
小論文または基礎学力試験(日本語および英語の理解力と表現力、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」を確認します)、調査書、大学入学希望理由書とともに面接により評価します。 面接では志望動機の内容などによって「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人びとと協働して学ぶ態度」を確認します。
◇総合型選抜入学試験
総合型選抜入学試験では、社会貢献の観点から、高等学校等で経験した主体的な活動の経験と本学での4年間の学びとの関連性について問います。
入学選考では、調査書、大学入学希望理由書、活動報告書をもとに、プレゼンテーション(活動報告書の概要とその振り返り)と、面接(志望動機とプレゼンテーション内容の確認など)から総合的に「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人びとと協働して学ぶ態度」を判断します。