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教員からのメッセージ
栄養のプロフェッショナルは食のプロフェッショナル;食品化学を学ぶ
中河原俊治 教授

管理栄養士は栄養のプロフェッショナルとして活躍していますが、その基盤となるのは食に対する深い理解です。おいしい食事を食べてほしいと思ったら、どんな食材を、どのように調理するのかが大切ですが、それを考えるにはそれぞれの食品の性質をよく知っていなければうまくいきません。そういった食品の性質を正しく学ぶのが食品化学という科目です。人が生きていくためのエネルギー、人が成長成長するためのたんぱく質がどのような物質なのか、正しく扱うにはどこに注意すればよいのか、あるいは加熱によってどんな変化が起きるのかといった基本的な食品成分の性質についてイメージ豊かに学んでいきます。食品成分はほぼ有機化合物なので高校「化学」を学ぶことがより深い理解につながります。

在学生からのメッセージ
ここでの勉強は楽しい! でも思っていた以上に難しい
R.N(3年)

食べることが好きだし、料理も好きなので、専門的な知識を身につけたいと思って、この学科に入りました。ここでの勉強は楽しいけど、思っていた以上に難しいし、ハードですね。実験や実習が多いので、帰宅してからも、レポート作成や資料の整理に時間を費やすことが多いですね。実験が長引くと、5時を過ぎてしまうこともあります。でも、難しさの反面、実験や調査などは面白いし、うまく行った時は達成感もあります。私は大学を卒業したら管理栄養士として学校給食を作るか、食品会社に入って新しい食品の開発をしたいと考えています。

今やっていることは必ず将来役に立つと思う
Y.M(3年)

オープンキャンパスに参加して周りの自然環境がいいのと、設備がしっかりしているのが気に入って、藤に決めました。管理栄養士の合格率が高いのも、魅力的でしたね。入試は理系じゃないのに、入学してみるとまるっきり理系の学問なので、少し戸惑いました。率直に言って難しいし、忙しい学科です。実験・実習の後には、レポートにまとめて提出しなければならないんです。でも食べるということは、人の命に関わることだし、勉強をおろそかにはできません。今やっていることは、必ず将来、役に立つと思うので、サークルもバイトもなしで、勉強に集中しています。食べ物に関する知識は、人間にとっていちばん使う頻度の高いものでしょう。食事によって病気を治すこともできるし、予防することだって可能です。それで将来は、医療の世界と関わりたいと思っています。

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