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勝西 良典

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勝西 良典 講師
Yoshinori Katsunishi


■所属学科:文化総合学科
■オフィスアワー:木曜日III講時

専門分野

ドイツを中心とした近代西洋哲学・倫理学、ビジネス倫理学

研究テーマ

カントの哲学・倫理学
カントの観点からのビジネス倫理学
西洋の哲学的人間学・ペルソナ(人格)論

自己紹介

生まれと育ちは京都、大学から上京して30年弱過ごしましたが、いまだに関西弁が抜けません。
東京では、哲学を勉強したりバイトをしたり酒を飲んだり食を楽しんだりしながら、無為に過ごすという贅沢を満喫していました。思えば、利害関心や必要などによって限定された対象を知ることではなく、知ること自体を好奇心の赴くままに求める哲学という営みは、無為と贅沢の局地かもしれません。
今や熱帯と化した日本列島に生息することを余儀なくされている食いしん坊にとって、札幌は最後の聖地だと信じています。これからみなさんと一部共有する時間を豊かで喜びに満ちたものにしながら(辛いことや悲しいこと、耐えがたいことも享受するユーモアを忘れずにいたいものです)、人生を謳歌したいと思っております。

講義・演習

「歴史・思想」基礎演習E(1年、前期・後期[同一内容])

身近なテーマを題材に、「考える」ための基礎訓練を行います。後半は、重要な思想家のテキストを読解します。これらと並行して、レジュメの作り方、レポートの書き方、図書館の利用法なども学びます。

倫理学=倫理学入門a(1年、前期)

西洋の重要な思想家の倫理思想を時代順に学びます。

倫理学入門=倫理学入門b(1年、後期)

自由、責任、規範、目的、人格、権利、正しさ、善さ、幸福など、西洋倫理学の基礎概念について学びます。

倫理学特講c(2・3年、前期)

倫理学の視点から戦争について考えます。現代の主要な政治思想や戦争に対する規制・法についても学びます。

倫理学特講d(2・3年、後期)

規範的倫理理論を学んだうえで、安楽死や人工妊娠中絶などといった具体的な問題にみられるジレンマについてどのように分析し、どのように解決するのが適切かを考えます。

哲学演習B-b(2・3年、通年)

西洋の代表的な思想家のテキストを時代順に読みながら、「正しい戦争・武力行使は存在するのか」という問題について考えます。

卒業研究演習(4年、通年)

ディスカッションを通して各人の研究テーマを掘り下げ、よりよい卒業論文の完成をめざします。後半は個別指導が中心となります。

主な業績

著書

『カント事典』(分担執筆)、弘文堂、1997年。

『ビジネス倫理学』(分担執筆)、晃洋書房、2007年。

『経営倫理用語事典』(分担執筆)、白桃書房、2008年。

『ビジネス倫理学読本』(分担執筆)、晃洋書房、2012年。

『教養としての応用倫理学』(分担執筆)、丸善出版、2013年。

論文

「自由を拓く行為主体の作成──カントにおける実践の問題の場所論──」、『哲学論集』第33号、上智大学哲学会、2004年。

「認識原理としての統覚のリアリティ」、『哲学科紀要』第31号、上智大学哲学科、2005年。

「他者との共同を原理的に開く倫理の可能性――カントの自律の思想に即した試論――」、『哲学科紀要』第32号、上智大学哲学科、2006年。

「協働し欲求する理性──『純粋理性批判』にこめられた新たな精神形而上学を求めて──」、日本カント協会編『日本カント研究7 ドイツ哲学の意義と展望』、理想社、2006年。

「本質を欠いた主体──「他者論」を代替するカントとフィヒテの自我理解──」、日本フィヒテ協会編『フィヒテ研究』第15号、晃洋書房、2007年。

「利害の誕生と正しさ─信頼という基盤─」、『国士舘哲学』第15号、国士舘大学哲学会、2011年。

「ビジネスにおいてケアを求めるとはいかなることか──高次の倫理的要求の妥当性について──」、『異文化コミュニケーション研究』第23号、神田外語大学異文化コミュニケーション研究所、2011年。

「人間的生の一回性──超越論哲学と実用的見地のカント的交差──、『哲学論集』第40号、上智大学哲学会、2011年。

「現象知を越境する技術的関与の責任──カント哲学の視点から──」、日本カント協会編『日本カント研究14』、知泉書館、2013年。

「フィヒテ初期道徳論の立脚原理とステータスについて」、日本フィヒテ協会編『日本フィヒテ研究』第22号、晃洋書房、2014年。

翻訳

ノーマン・E. ボウイ著『利益につながるビジネス倫理――カントと経営学の架け橋――』(共監訳)、晃洋書房、2009年。

フィヒテ著『フリードリヒ・ニコライの生涯と奇妙な意見』(1801年)(1)、『藤女子大学キリスト教文化研究所紀要』第17号、2018年。

学会発表等

「カントの形式主義を擁護する――ビジネスの「倫理」のために――」、カント倫理学と企業経営に関する研究会(科研費により企画・主催したパネルディスカッション)(上智大学)、2009年。

パネルディスカッション「ビジネスとケア――ビジネスエシックスへの新しい倫理学的アプローチ――」(共同)、神田外語大学異文化コミュニケーション研究所国際シンポジウム「ビジネスエシックスを多角的に考える」(神田外語大学)、2010年。

「企業活動の自足性――CSRとCC[コーポレート・シチズンシップ]の基盤構築のために―― 」、南山大学経営研究センター2010年度ワークショップ「倫理学と経営学の結節点としてのCSR概念」、「CC概念とCSR概念の理論状況」(南山大学)、2010年。

シンポジウム「カントの人間学」(企画・共同)、第73回上智大学哲学会大会(上智大学)、2010年

ワークショップ「大学・大学院における経営倫理教育の手法と課題」(共同)、第19回日本経営倫理学会研究発表大会(麗澤大学)、2011年。

主題別討議1「カント倫理学と現代」(共同)、第62回日本倫理学会研究大会(富山大学)、2011年。

共同討議2「カントと科学技術倫理」(企画・共同)、第36回日本カント協会学会(関西学院大学)、2012年。

企業・経営ワークショップ「持続可能な社会と企業の相乗発展を考える」(共同)、ソフィア会100周年記念拡大東京大会・NEXT 100プロジェクト(上智大学)、2013年。

シンポジウム「フィヒテの道徳論」(共同)、第29回日本フィヒテ協会大会(お茶の水女子大学)、2013年。

「「公務とは何か」「公務員とはだれか」を巡る雑考――新しい公務員倫理を考える端緒として――」(1)、第3回「新しい公務員倫理を考える研究会」(近畿大学東京センター)、2017年。

「持続可能な社会の主要アクターとしての日本企業の課題――原理的なものを中心に――」、北海道哲学会2017年度・前期研究発表会(北海道大学)、2017年。

「責任ある経営を一般化するための戦略――日本企業の課題を中心に――」、平成29年度第1回応用倫理学研究会(熊本大学関西オフィス)、2017年。

「「公務とは何か」「公務員とはだれか」を巡る雑考――新しい公務員倫理を考える端緒として――」(2)、第4回「新しい公務員倫理を考える研究会」(近畿大学東京センター)、2017年。

共同討議2「討議倫理学におけるカントとフィヒテ」(企画・司会)、第42回日本カント協会学会(明治大学)、2017年[この共同討議は日本フィヒテ協会との共催]。

「「公務とは何か」「公務員とはだれか」を巡る雑考――新しい公務員倫理を考える端緒として――」(3)、平成29年度第2回応用倫理学研究会(熊本大学)、2018年。