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  • 「有島武郎と未完の『星座』」展を見学しました
  • 「有島武郎と未完の『星座』」展を見学しました

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     2月9日(金)、日本語・日本文学会学生運営委員のメンバーを中心に、北海道立文学館で開催中の「有島武郎と未完の『星座』展を見学しました。
     学生9名が参加し、引率は関谷先生でした。
     大正期の作家である有島武郎は北海道の文学を考えるとき最も重要な作家のひとりです。
     今回の展示では札幌農学校(現・北海道大学)の学生でもあった有島の青春期をモデルとし最晩年に書かれた未完の『星座』を中心に、有島の生涯が紹介されていました。
     展示には昨年新潮社から発見された『星座』の自筆原稿のほか、この小説を書いていた時期に出会いやがて心中することになる婦人公論の記者・波多野秋子と取り交わした書簡などもあり、興味深い内容でした。
     恵まれた環境で育ち、キリスト教信仰や社会主義思想との出会いと葛藤を経て、白樺派と呼ばれる作家のひとりとして注目される一方、ニセコに所有していた農地の無償解放を行うなど、思想を行動で示した作家でもありました。
     今回の有島展には造形作家・高山美香氏による有島武郎の人形や、漫画家・瀧波ユカリ氏が『星座』の登場人物をイラストにし紹介した作品解説や写真撮影ができるイラストの等身大パネルなどがあり、など若い見学者に向けた工夫もなされていました。
     今回初めて有島武郎の作品や生涯に触れたという学生もいましたが、見学会の前日には関谷先生による有島武郎に関するレクチャーが行われたこともあり、参加した学生は1時間半ほどをかけて熱心に見学していました。

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