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  • 【英語文化学科】学生研究発表会を開催しました 
  • 【英語文化学科】学生研究発表会を開催しました 

    大学祭2日目の10月14日(日)に今年度の学生研究発表会を行いました。例年通り文学系、総合研究系、英語学系、コミュニケーション系から1名ずつ、現在卒業研究として取り組んでいる内容を発表してもらいました。当日の様子をご報告させていただきます。

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    まずは英語学系から小田部さんに「スピーチ・エラー(言い間違い)の音韻論的研究」というタイトルで発表してもらいました。従来の研究では、言い間違いのデータは主に六つのタイプに分けられ、またどのタイプであれ、英語の言い間違いは音節が、日本語の言い間違いはモーラが基本単位となって起こる---と示されています。しかし、小田部さんは、日本語の言い間違いには音節が基本単位となって起こる場合があり、そのデータを説明するためには新たにどのようなルールが必要なのかについて議論しました。今後もデータの収集を行い、この仮説を補強することが課題だそうです。

    2人目はコミュニケーション系の真山さんが「第二言語習得と性差の関係」というタイトルで発表してくれました。真山さんは、コミュニケーションにおける男女の性差(ジェンダー)が、第二言語習得にどのような影響を及ぼすかについて研究しています。先行研究によると、男性はコミュニケーションにおいて情報伝達を重視するのに対し、女性は相手との共感を築くことを重視するとのことでした。第二言語習得においては相手とコミュニケーションを行うことへの積極性 (WTC: Willingness to Communicate)が重要であるため、女性のコミュニケーションにおける親和的な面が、第二言語習得においても肯定的な影響を与えるのではないかとの説を提示してくれました。

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    3人目は文学系から宍戸さんが"A Study of Carson McCullers"(Carson McCullers研究)というタイトルで発表してくれました。宍戸さんはアメリカの女性作家Carson McCullersの代表作The Member of the Wedding『結婚式のメンバー』における、主人公の少女Frankieの孤独とその成長というテーマで研究をしています。作品からの引用を提示しながらFrankieの世界からの疎外感を説明し、それを心理学者エリック・エリクソンが提唱したアイデンティティの概念を用いて分析してくれました。

    4人目は総合研究系から​高松さんが「『アメリカン・スナイパー』はなぜ評価が分かれるのか」というタイトルで発表してくれました。高松さんは、2015年公開のクリント・イーストウッド監督による映画『アメリカン・スナイパー』の評価が、好戦的と反戦的という二つに別れている理由について研究しています。映画中における主人公カイルの描かれ方を分析しつつ、監督自身による発言や雑誌の評価、さらには反対派の発言など様々な評価を考察してくれました。

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    本年度の研究発表会の内容はいかがだったでしょうか。本学での4年間を通して、自分が興味を持った分野や問題を探求していく学生の姿を感じて頂ければ幸いです。また、発表してくれた4人は発表後に出た質問やコメントを取り入れながら、これから12月の卒業論文提出に向けてさらに研究を発展させていくことを期待しています。

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