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  • 【英語文化学科】学生研究発表会を開催しました
  • 【英語文化学科】学生研究発表会を開催しました

    大学祭2日目の10月15日(日)に今年度の学生研究発表会を行いました。

    毎年文学系、総合研究系、英語学系、コミュニケーション系から1名ずつ発表をしてもらっています。今年度はあいにく発表者の体調不良でコミュニケーション系の発表がキャンセルとなりましたが、他の3つの系の学生に現在卒業研究として取り組んでいる内容を発表してもらいました。当日の様子をご報告させていただきます。

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    まずは文学系から竹下菜々さん(岡本ゼミ)に「Paul AusterとHenry David Thoreau」というタイトルで発表してもらいました。竹下さんはアメリカ文学の作家ポール・オースターの初期作品Ghosts『幽霊たち』に、19世紀アメリカ文学の作家ヘンリー・デヴィット・ソローのWalden『ウォールデン』が登場することに注目し、2つの作品にける「自己」の在り方を比較してくれました。分析に難解な概念を必要とするポストモダンの作品を明晰に論じてくれた発表でした。また色々な作家を読み比べて、オースターのクリアーな文体に惹かれ、また作品にあふれる「自己とは何か」という意識が自分の問題意識と重なったことが、彼の作品を卒論のテーマに選んだきっかけだったという話をしてくれました。

    2人目は総合研究系の酒詰遥さん(大桃ゼミ)が「ウォルトが愛した女性像―白雪姫からラプンツェルまで―」というタイトルで発表してくれました。酒詰さんは福祉国家体制から新自由主義とフェミニズムの時代への変化を背景に、ディズニーが公式に認定している7人のディズニー・プリンセスにあらわれる女性像の変化をたどってくれました。フロアーからの鋭いコメントや質問に対してもしっかりと答え、また後輩たちに、苦しい卒論を乗り切るためには、自分が興味がもてることに取り組むことが大切だというメッセージを送ってくれました。

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    3人目は英語学系から石山詩織さん(對馬ゼミ)に"Animating inanimate nous in English: A comparative Japanese-English grammer study"というタイトルで発表してもらいました。石山さんは英語は日本語よりも無生物主語の許容範囲が広いのはなぜかという問題を、認知言語学的アプローチを用いて考察してくれました。たくさんの先行研究を参考にしながら専門的な概念を駆使して、英語と日本語の違いを分析してくれました。また本学の授業で高校の英語の授業にはでてこないような、言語自体への問題意識を学んだことが、このテーマを選んだきっかけだという話もしてくれました。

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    本年度の研究発表会の内容はいかがだったでしょうか。本学での4年間を通して、自分が興味を持った分野や問題を探求していく学生の姿を感じて頂ければ幸いです。また、発表してくれた3人はこれから12月の卒業論文提出に向けて、さらに研究を発展させていくことを期待しています。

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