No001
給食調理施設を備えた百合が原小学校に赴任して3年目になります。給食の献立は、全市統一レシピを基に各区ごとの学校栄養職員の会議で組み合わせを考えており、今日の献立は、道産小麦を使用した黒コッペパン、みそワンタンスープ、豚肉とナッツのソテー、メロン、牛乳です。教室で行った給食指導では、今が旬のメロンを取り上げ、手書きの絵を使って甘みや栄養素の働きを解説しました。
子どもたちが理解できるよう、難しい言葉を使わずに説明するのはもちろん、聞こうという気持ちになってもらうために、明るく元気な会話のキャッチボールを心掛けています。日々、子どもたちに接していて思うのは、大学時代のゼミでお世話になった傳法先生のこと。学生の問い掛けや相談の一つひとつに丁寧に応えてくださり、無限大に受け入れてくださったからこそ、わたしたちは心を開き笑いに包まれ、勉強に集中することができました。“給食の先生”と呼ばれるわたしも、人としての温もりと受容を肝に銘じ、子どもたちが「おいしかったよ!」と気軽に話し掛けることができる関係づくりに努めています。
各教室を巡って一緒に給食を食べるのが日々の楽しみの一つで、嗜好や好き嫌いを知ると同時に、切り方や味付けなど課題を見つける場にもなっています。また、ざっくばらんな会話から、子どもたちが調理員さんの頑張りをちゃんと理解していることもわかり、とてもうれしく思います。人気メニューは、ダントツでビビンバ。野菜が多いメニューは残量が多くなりがちですが、ビビンバの残量は7~8%でとどまっており、調理法次第で苦手なものでも食べられることを物語っています。やはり人気の高いカレーの場合、辛さを低学年に合わせているため、高学年からは「甘い」と指摘され、甘くてもおいしいカレーに挑戦しています。日々勉強ですね。
学校給食は理想的な食事です。未来ある子どもたちが、給食を通して食べることに興味を持ち、自分で食べ物が選択できる力を身につけていってほしいと切に思います。そうすることにより生活習慣病になる人も減るでしょうし、望ましい食習慣を次の世代につなげていくことにもなるはずです。当初は学校、保健センター、病院など、いろいろなところで働いてスキルアップをと考えていましたが、今は、ずっと学校で子どもたちにかかわっていきたいと思っています。






























